現役の食品開発者が1日の業務内容を話します

こんにちは。

食品の商品開発者に就きたいなと考えている学生の方、

現在は異業種だけど転職したいと

考えている方にとって参考になればと思います。

今日は自分が今している「食品の商品開発」の仕事

についての1日の業務の流れについて話していこうと思います。

私は現在、加工食品の開発をしており

主にコンビニ、スーパー向けの商品の開発を行なっています。

最近はコンビニの商品の比率が多くなってきているのですが

コンビニ向けに自身で作った商品ですと

昨年、2018年でおよそ2億円の売り上げ、

2019年はシリーズ商品を多数発売した為

およそ年間5億円の売り上げる商品を作っています。

現役の食品開発者が1日の業務内容を話します

1日の業務内容をざっくり説明すると

試作→原価計算→修正→試作

こんな感じの日が週の半分くらいです。

PB商品なら先方希望の価格にあった

味も美味しい商品を繰り返し、

先方が満足するまで試作を繰り返します。

先方から依頼されて製造する商品をPB商品、

自社ブランドとして製造、営業活動によって

販売する商品をNB商品といいます。

こちらのページにわかりやすく説明してあったので

詳しく知りたい方はご覧になって下さい。

普段の1日の業務は先ほどのような感じなのですが

他の業務も色々とあるので

そういった業務も組み込まれてきます。

他にどんな業務をしているかと言いますと

・営業同行で先方に商談(小売店)

・原料メーカーと商談

・原料探し、見積もり依頼(原料、資材など)

・市場分析、他社商品分析(競合調査)

・社内、社外提案資料作成

・工場への落とし込み、指示、工程改善

・展示会の準備、試食用意

こんな感じで結構やることは多いです。

会社によって他の部がやってくれることも

あると思いますが、私が務める中小企業は

こんな感じで進めています。

ここからはそれぞれの業務を説明していきます。

商品化に向けて試作

PB商品、NB商品両方を試作することがありますが

現在はコンビニやスーパー向けのPB商品の依頼が多く

8対2くらいでPB商品を試作しています。

PB商品の場合、作るもののイメージ、コンセプトを

先方に言われ、お互いに案を出し、こちらから試作品を

出しつつ商品を作っていきます。

初めから「この料理を作ってくれ!」と言われることも

あります。

常にいくつもの案件を持って進めていくので

結構大変です。(私の場合、常に20品前後です。)

並行して原料を探しながら、資材(パウチ、ダンボール)なども

見積もりをとっていきます。

資材は先方から支給されることも多いです。

商品のスペックが決まったところで

写真撮影をしてパッケージの表紙を作ります。

ここまでの間に品質管理部の方と

一緒に商品の裏面表示を固めます。

原材料表示や製造者表記、アレルギー表示、

栄養成分表示、注意事項など

大まかにこの流れが私が作っている加工食品が

商品化するまでの一連の工程です。

営業同行で先方に商談(小売店)

PB商品を進めるときや新しい案件をもらう時など

コンビニやスーパーの本部などに行き

今後の商品化に向けての商談をします。

細かい価格面のことは営業の方にお願いして

開発部は商品にフォーカスして話しを進めます。

原料メーカーと商談

商品の原料を様々なメーカー様と商談して

価格面を擦り合わせします。

原料メーカーの新商品や原料のおすすめを

教えてもらう機会でもあります。

商品化を具体的に考えた時、

以前から取引のあるところから買うこともあれば

新規開拓して新たな原料メーカーから購入することも

あります。

メーカーによって支払いサイト(支払いの期限)が

違うので商社を間に入れることも多いです。

原料探し、見積もり依頼(原料、資材など)

先ほどと似てしまいますが

商社を通じて新たな原料メーカーを紹介してもらったり

自分で探すこともあります。

同じ原料でも様々な原料メーカーからサンプル品や

見積もりをもらい価格的にも最終製品的にも

マッチしている原料メーカー様の原料を使います。

市場分析、他社商品分析(競合調査)

PB商品、NB商品両方の場合で

必ず行う工程なのですが、

作ろうと思っている商品は需要があるのか?

どのメーカーのものが売れているのか?

なぜ売れているのか?

など分析してその商品を作るか作らないかを

判断します。

当たり前ですが売れない商品を作ってしまうと

赤字になってしまうので。。

社内、社外提案資料作成

市場分析、他社商品分析をした際にまとめたデータを

もとに社内や社外(先方)向けの商品コンセプトを

まとめた資料を作成し

プレゼンします。

現段階の試作品も一緒に持ち込み

試食しながら話を進めることが多いです。

工場への落とし込み、指示、工程改善

いよいよ商品発売が見えてきた段階で

工場で製造のテストをします。

自社工場で作る時もあれば、委託工場にお願いすることも

あります。(OEM生産)

普段から工場で作ることを考え試作を進めるのですが

どうしても工場で上手くいかない工程など

出てきてしまいます。

そこで妥協案や改善するための案を

提案し、製造現場で指示を出します。

展示会の準備、試食用意

「スーパーマーケットショー」や「foodex」など

展示会に出店することもあるので

試食サンプルの作成や備品の用意をします。

また実際に展示会に行って

試食を配ったりします。

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まとめ

振り返ってみるとこんな感じで行う業務は多いです。

・商品化に向けて試作

・営業同行で先方に商談(小売店)

・原料メーカーと商談

・原料探し、見積もり依頼(原料、資材など)

・市場分析、他社商品分析(競合調査)

・社内、社外提案資料作成

・工場への落とし込み、指示、工程改善

・展示会の準備、試食用意

案件も常にいくつも同時に持つことが

多いので段取り良く、要領良く進めていかないと

パンクしてしまいます。

ただ自分の商品がお店に並んでいるところを

みるとすごくやりがいを感じますし

とてもいい仕事だと思います。

ざっくりと食品開発者の1日を話していきましたが

参考になりましたら嬉しいです。

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