こんにちは。
食品開発者のYotaです。
今回は気になる方が多い「老化」について話していこうと思います。
老化を抑え、体の内側から整えていくことで病気になりにくくなるだけではなく疲れにくくなったり、良く眠れたり、肌が綺麗になるなど良いことづくしです。
ぜひ今回の内容を普段の生活に取り入れつつ元気な毎日を送ってください。
4つの栄養素で老化を抑え、体の内側から綺麗になろう

今回紹介する4つの栄養素は老化を抑えるだけでなく体調も整える効果があります。
是非普段の生活に取り入れて欲しいです。
普段の食生活を少し見直すだけでも効果を感じることが出来るでしょう。
また以前、「老化」の原因についてまとめました。
もし良かったらこちらも見て下さい。

抗酸化作用のある食品を取ろう

体を「老化」させないためには体内での「酸化」を防ぐことが大切です。
「酸化」することで体内の細胞がダメージを受け最悪の場合、機能しなくなります。
「酸化」の原因であるフリーラジカル(活性酸素など)を体内で抑えることが大切になってくるのです。
そのために体の「酸化」を防いでくれる「抗酸化作用」のある食品を定期的に取ることは重要なのです。
フリーラジカル(活性酸素など)は病気の原因になるので「老化」だけでなく健康で長生きするには上手に付き合っていかなければなりません。
ここからは今回のテーマである体の「酸化」を防いでくれる4つの栄養素を紹介します。
ビタミンA
抗酸化作用のあるビタミンの1つです。
特に目や皮膚の細胞に良い影響があることがわかってきており効果が期待できます。
具体的な食材ですとレバー、卵、ウナギ、チーズ、牛乳などに含まれています。
レバーだと串で一本くらい、卵だけだと4、5個になるので同じような働きをしてくれるカロテン(α、β)もバランスよく摂取することで不足を防ぐことができます。
カロテン(α、β)は人参、プロッコリー、かぼちゃ、パプリカ、ピーマン、芽キャベツ、トマトなど緑葉色野菜に含まれています。
茹で人参だと60gくらい、かぼちゃだと80gの摂取を目安にすると良いかと思います。(一口大で4、5個くらいです。)
カロテン(α、β)はビタミンAと違って熱に弱いので流失しやすいのでスープなどで液ごと摂取できると良いです。
ビタミンC
ビタミンの中でも非常に強い抗酸化作用があります。
またビタミンEやβ−カロテンをリサイクルする作用もあるので効果的に体内の「酸化」を防いでくれます。
ビタミンCは水溶性ビタミンなので蓄えることが出来ず定期的に取ることが重要です。
含まれる食材はグレープフルーツ、レモン、ゆずなどの柑橘系、キュウイフルーツ、いちごなどのフルーツ、ブロッコリーやパプリカなどの緑葉色野菜に含まれます。
柑橘系のジュース(濃縮還元)ですとものにもよりますがだいたいコップ2〜3杯程度を1日のうちにこまめに取るのが良いです。
生のフルーツですとキュウイフルーツなら2個、いちごなら10個くらいが目安量になります。
単体で摂取しようとするとどうしても難しいので組み合わせることをオススメします。
ビタミンCもカロテン(α、β)と同じく熱に弱いため生食が適しています。
ビタミンE
別名「若返りのビタミン」とも呼ばれ体内の血流を良くする効果が期待できます。
血流を良くすること、抗酸化作用があることから摂取しない手はないです。
含まれるものとしてはピーナッツ、アーモンドなどのナッツ系、菜種油やマーガリンなどの油脂に多く含まれています。
アーモンドだと20粒程度が1日の目安量です。
グルタチオン
あまり聞き馴染みないかもしれないですがグルタミン酸、グリシン、システインの3つのアミノ酸が結合してできたものです。
アミノ酸はタンパク質を摂取することで体内で分解吸収し取り入れることができます。
「グルタチオン」は抗酸化作用だけでなくビタミンCが酸化するのを防いだり、食品添加物や有害物質の解毒を肝臓で行います。
含まれる食品はアスパラガス、ブロッコリー、ほうれん草、かぼちゃ、トマト、アボカド、オレンジ、グレープフルーツ、いちご、レバー(牛、豚、鶏)などに含まれます。
特にレバーは野菜や果物の10倍ほど含まれておりその他だとアスパラガス、アボカドが含有量が多いです。
グルタチオンは熱に弱く、溶け出しやすい為、ボイル時間を短くするなどなるべく加熱時間や過度な加熱は控えて下さい。
またグルタチオンは美白効果や二日酔い、難病パーキンソン病にも効果があると言われております。
厚生労働省によると食材での過剰摂取による悪影響はないと言っています。
それよりも長生きする人は血中濃度のグルタチオンが高い傾向があることがわかってきたので積極的に取り入れることが健康寿命を伸ばすことに繋がります。
面倒に感じる人はグルタチオンが多く含まれるアスパラガスの青汁も手軽に飲めますし、他の栄養素も摂取できるのでおすすめです。
まとめ

今回は4つの栄養素を中心に話しましたが基本的にバランスの良い食事が「老化」を防いでいきます。
現代は健康ブームですが、だからと言って野菜ばかりの食生活でも必要な栄養素は不足してしまいます。
大豆からだけではなく、魚や肉から良質なタンパク質を取っていくことも大切です。
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