[prpsay img=”https://agricole.jp/wp-content/uploads/2019/09/publicdomainq-0034399ynn.jpg” name=””]調理師から食品メーカーに転職できるのかな?[/prpsay]
調理師から食品メーカーに転職することができるか疑問に感じている方も少なくないと思います。
私は5年ほど続けた調理師の仕事を24歳で辞め、現在は中小企業ですが食品メーカーの商品開発の仕事をしています。
今まで食品の開発職は大学院を卒業してやっと就職できる職種のイメージがあったのですが、なんとか就職することができました。
商品開発を目指す場合、専門性が特に必要な製菓メーカー、調味料(添加物も含む)メーカーは入ることは難しいかと思いますが、それ以外であれば比較的入りやすいと思います。
今の職場でも「なだ万のホール」をしていた人が営業をしていますし、得意先のメーカーでも元々「調理師」、「栄養士」をされていた方も結構見かけます。
今回は実際に調理師から食品メーカーに転職し、働いて感じたメリット・デメリットを話します。
調理師から食品メーカーに転職して感じたメリット・デメリット
調理師から食品メーカーに転職して3年近く経つのですが、同じ「食」に関わる仕事といえど大きく生活は変わりました。
私の場合は一例になりますが、他の会社と比べても大きくは変わらないと思います。
食品メーカーに転職して感じたメリット
私の場合、食品メーカーに転職してメリットの方が多かったです。
今の職種である商品開発の仕事から感じることもあるのですが、全体的にお伝えします。
具体的にはこちらのような感じです。
- 年収が50万円上がった(330万→380万)
- 休みが10日以上増えた(109日→124日)
- 自分が開発した商品が全国で見ることができる
- 残業が減った(月60時間→20時間前後)
食品メーカーは他の業界と比べても給料が良い業界ではないです。
平均年収で言うと540万円くらいが目安になります。
ただ一言で表すならば「調理師の時と比べて労働環境が良くなった」とは感じました。
自分の時間ができたのでこうやってブログを書いたり、異業種の勉強をしたりと現在はしています。
食品メーカーに転職して感じたデメリット
食品メーカーに転職して感じたデメリットも結構多かったです。
具体的にはこちらを感じました。
- 仕事で料理をすることがほとんどない
- パソコン業務、タイピングが遅くて最初辛かった
- ビジネススキルが低すぎて、迷惑をかけることが多々あった
- 新商品の立合いなど、工場に朝から行くこともある
こちらのように辛いことも多かったです。
現在、自社商品やコンビニ、スーパー、ダイエットジム向けの商品など幅広く任せてもらってはいますが、今も勉強しながら結果を残すことを考えて仕事をしています。
調理師の時は営業時間内に来たお客様に温かい美味しい料理を提供することが仕事で体力的に大変なことはありましたが、
一企業で働くようになると作業量よりも「結果」が第一に求められます。
今も勉強はしていますが、最初は特にわからないことを業務外で聞いたり家でググって勉強する時間を確保した方がいいと思います。
なので調理師から食品メーカーに転職を考えている人は職種(商品開発、営業、品質管理など)にもよりますが少しずつパソコン系の勉強(Ward、Excel、PowerPoint、タイピングなど)を始められると転職後、楽になると思いますよ!
調理師から食品メーカーに転職したい人は?
調理師から食品メーカーに転職するために10社以上、転職サイトやエージェントを利用しました。
ここまではする必要はないと思いますが、希望していた「商品開発」の仕事は求人数が少ないことを知ったのでなるべく多くの転職サイトの求人をみて比較できる環境を作りました。
食品の開発をしたい方は、やはり多くの求人を見るために転職サイトを複数利用することをお勧めします。
営業種などを考えている方は比較的に求人は多いと思いますので気になる求人サイトやエージェントを利用してOKです。
2020年現在、コロナの影響もあり経営が傾く企業も多く求人自体がかなり少なくなっています。
リーマンショックの時の様に転職市場が落ち着くのは3年後の2023年ごろになると思います。
直近で大学を卒業する人は気の毒ですが、転職を考えている人は「今の仕事を続けることを考えつつ、良いところがあったら転職するスタンス」で活動するといいと思います。
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