コラーゲンは肌に本当に効果があるの?ないの?に答えます!

こんにちは。

食品開発者のYotaです。

突然ですが、巷では「コラーゲン」入りのサプリメントやドリンクが意外と流行っていると思いますが本当に効果があるものなのでしょうか。

今回はその真相を話します。

目次

コラーゲンは肌に本当に効果があるの?ないの?

初めに結論を言うとコラーゲンを謳った製品による効果はほとんど望めないです。

ショックを受ける方もいるかもしれないですがもう少しお付き合い下さい。

まずは「コラーゲン」について知ることからはじめましょう。

コラーゲンとは「タンパク質」のことで皮膚や内臓、血管、骨など人体のほぼ全ての組織に含まれています。

知っての通りタンパク質は私たちの生活にとって欠かせないもので「アミノ酸」が集合することで形成されます。

コラーゲンも同じようにアミノ酸からできていてタンパク質と同じで体内でアミノ酸に分解され吸収されていく過程を踏みます。

つまり、摂取したコラーゲンがそのまま肌の良い影響があるとは言えないのです。

広告や宣伝などで誇張されていますが不透明な部分があるということです。

因みに体は優先順位の高い順に栄養素を送るのでまず内臓や骨など体内でアミノ酸は消費されます。

体調にもよって吸収率も異なるのでなんとも言えないですが体内のコンディションが良い状態で摂取することで肌にわかるような効果が出る可能性はあります。

ただ体内が健康的に整っていたら肌も十分綺麗な状態になっていると思いますが。

体質にもよるので1,2週間続けて見て効果があるか見てみるもの良いと思います。

肌トラブルの仕組み

紫外線などによって肌へのダメージが蓄積し大量に発生すると人体に悪影響を及ぼす「活性酸素」が発生します。

「活性酸素」により皮膚に存在するコラーゲンの量が減ることで「シワ」、「シミ」などが表面化します。

若いうちは皮膚の細胞合成力が高いですが年々、代謝が落ちることでこういった肌トラブルは起きやすくなるのです。

それではコラーゲン入りの化粧品はどうでしょうか。

塗ることで効果的に吸収できるのでしょうか?

先ほどサプリメントやドリンクなどでコラーゲンを摂取する場合、体内で吸収しやすいように「アミノ酸」に分解されると言いましたが分解するのはそれだけ分子が大きく直接吸収できないからなのです。

肌に塗る場合も同じで皮膚からコラーゲンは吸収できないです。

効果があったと言っている方もいるかとは思いますがそれは「コラーゲン」によってではなく、そのほかに含まれるによる成分によって保湿され、そのように感じているのです。

肌の為に選ぶなら「コラーゲン入り」のものではなく紫外線など、肌をダメージから守ることをメインにした化粧品を選び、皮膚内の「コラーゲン」が減らないようにしていく方が効果的です。

「食」から見直す方が効果がある

上記で話したようにサプリメントやドリンクなどで吸収することが悪いとは言いませんがそこにお金をかけるのなら食事をその分良くした方が効率的です。

薬などと同じで解決することはできるかもしれないですが根本的な原因解決にならないです。

肌に影響が出ているなら「食事」からのその分摂取すれば良いのです。

添加物が含まれるサプリメントやドリンクよりも断然良いです。

食材で言えば、例えば大豆製品を中心に取るようにする。

特に「味噌」を定期的に摂取するといいです。

大豆に含まれる「イソフラボン」や「レシチン」、「ビタミンE」を初めてとする成分は心を落ち着かせ、血流を良くし、肌や髪を美しく保つ効果があります。

腸内環境も整えることができるので摂取し続けることで老化の原因の1つである「便秘」も改善することができます。

「食」を見直すことで肌以外にも良い効果を実感して頂ければ嬉しいです。

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この記事を書いた人

ダイエット食品やレトルト食品などの開発経験、調理師としてレストランやホテルで働いた経験などをもとに独自目線で世の中の気になる情報を調査しています。

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