2019年ボジョレーヌーヴォーはコクある美味しい仕上がり!ソムリエ見解

Yota

今年のボジョレーヌーヴォーどうなのかな?

2019年11月21日(木)にボジョレーが解禁されますね!
ボジョレーヌヴォーの解禁日は毎年、第三木曜日と決まっています。

多くの人が一番気になるのは今年のボジョレーの出来は?味は?ではないでしょうか。

こんにちは。
元フレンチ料理人のYotaです。
昔フランスに留学し、星付きのレストランで働いた時にフランスワインの美味しさに惹かれました。
私はソムリエではないですが実際にボジョレーのワイナリーをいくつも見学し、生産者と話すことでボジョレーワインの美味しさの秘訣を知りました。
信憑性を高めるため記事を書くにあたって有名店のソムリエの友達にも協力してもらっています!

今年2019年のボジョレーヌーヴォーの飲み方や合う料理についても触れていきますので、ぜひ解禁日には恋人と友人と「ボジョパ(ボジョレーヌーヴォーを飲むパーティー)」をしましょう!!

2019年オススメのボジョレーワイン3品
  • ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー ハーフ 2019 375ml 
    価格:1,245円
    特徴:二人で一杯ずつ飲みたい、雰囲気を軽く感じたい人向けです。
    フレッシュ&フルーティでバランスの取れた味わいで、ブーケのイメージでデザインされた
    インスタ映えする見た目が特徴的です。
    こちらから購入できます。

  • ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス 2019 750ml
    価格:2,783円
    特徴:無名に近かったボジョレーワインを世界に広めた偉才「デュブッフ氏」が厳選した生産者のもと作ったワイです。低価格でその年の良いボジョレーヌーヴォーが飲めることで有名です。
    迷ったらこれが一番です。
    こちらから購入できます。

  • オマージュ・ア・アンリ・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー 2019 750ml
    価格:5,379円

    特徴:価格は高めですが、4年連続金賞を受賞している実績があるボジョレーワインです。
    他のワイナリーは大量生産を考え、作業の無駄を無くし効率化しますが、こちらの「アンリ・フェッシ 氏」が作るボジョレーワインは130年以上手積み収穫、伝統的な醸造方法(MC法)にこだわり上質なボジョレーヌーヴォーを提供してくれることで有名です。
    普段よりワンランク上の特別な雰囲気にマッチするワインです。
    こちらから購入できます。

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ボジョレーヌーヴォー今年の味はどうなる?

フランスワインと言うとどうしてもボルドーワインを思い浮かべる人が多いと思いますが、「ボジョレーヌーヴォー」をはじめとする「ピノ・ノワール」や「シャルドネ」などの品種を多く生産するフランスの中部に位置するブルゴーニュ地方もとても有名です。
その中でも少しボジョレーヌーヴォーは「ガメイ」といった早飲みに適した赤ワインの品種から出来ています。
今年の出来ですが「例年よりも風味高い良いボジョレーヌヴォーになる」のではと私は予想しています。

フランスが全体的に暑いってニュースでも取り上げられましたが、6月末には南フランスにある「ガラルグ=ル=モンテュ」という小さな町で45.9℃とかなり高い気温が測定されました。
日本でも熊谷市の41.1℃が最高気温なのでそこから+4℃と考えるだけでも暑すぎますよね

こちらはボジョレーヌーヴォーが生産されるブルゴーニュ地方の都市であるマスタードで有名な「ディジョン」の6、7月の気温です。

■6月の気温

■7月の気温

AccuWeatherより引用

ブルゴーニュ地方の気温でも最高温が40℃近い日があり、暑い日が続きました。
ぶどう畑によってはぶどうが焼けてしまい、葉っぱが枯れてしまう被害もあったと聞きます。
そんな暑い夏を過ごしたのでワインの熟成が早く、ボジョレーヌーヴォーの例年は9月の収穫になることが多いですが今年は8月末に収穫をしたそうです。

ちなみに例年の平均温度はこんな感じです。

Weather Spark ディジョンにおける平均的な気候より引用

ブルゴーニュ地方は他の地方と比べ湿度を調節する北風が吹くため、日本みたいなジメジメした夏ではなくカラッとした湿度の低く、夜になると気温がグッと下がるのが特徴ですが、こちらのグラフ通り例年と比べ夏の平均気温が5〜10℃高いことはぶどうの糖分、水分量にも関係してきます。

ぶどうの糖分は昼間と夜の温度差で糖分の出来が変わってきますので、今年のように昼間の気温が高く例年通り夜に気温がグッとさがるような環境ですと糖分の出来が良くなります。

後ほど製法については説明しますが、例年よりも糖分の出来が良いということはアルコール発酵しやすく、例年よりもフルボディに近づいた味、膨よかなコクのある味になる可能性が高いです。
しかし、春先の霜や7月に雹が降ったこともあって収穫量が少ないことも懸念点ではあります。
通年よりも市販品は少なかれ価格が高くなると思われるのが悩ましいです。

2019年オススメのボジョレーワイン3品
  • ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー ハーフ 2019 375ml 
    価格:1,245円
    特徴:二人で一杯ずつ飲みたい、雰囲気を軽く感じたい人向けです。
    フレッシュ&フルーティでバランスの取れた味わいで、ブーケのイメージでデザインされた
    インスタ映えする見た目が特徴的です。
    こちらから購入できます。

  • ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス 2019 750ml
    価格:2,783円
    特徴:無名に近かったボジョレーワインを世界に広めた偉才「デュブッフ氏」が厳選した生産者のもと作ったワイです。低価格でその年の良いボジョレーヌーヴォーが飲めることで有名です。
    迷ったらこれが一番です。
    こちらから購入できます。

  • オマージュ・ア・アンリ・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー 2019 750ml
    価格:5,379円

    特徴:価格は高めですが、4年連続金賞を受賞している実績があるボジョレーワインです。
    他のワイナリーは大量生産を考え、作業の無駄を無くし効率化しますが、こちらの「アンリ・フェッシ 氏」が作るボジョレーワインは130年以上手積み収穫、伝統的な醸造方法(MC法)にこだわり上質なボジョレーヌーヴォーを提供してくれることで有名です。
    普段よりワンランク上の特別な雰囲気にマッチするワインです。
    こちらから購入できます。

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ボジョレーヌーヴォーの品種「ガメイ」の特徴は?

先ほどちらっと話しましたがボジョレーヌーヴォーは「ガメイ」という品種のぶどうから出来ています。

ガメイの味の特徴としては他の赤ワインの品種(カベルネソーヴィニョン、ピノ・ノワールなど)と比べても渋み成分である「タンニン」の量が少なく、酸味がやや強いことが挙げられます。

赤ワインの本当に好きな人からはボジョレーヌーヴォーは『軽るすぎる』と疎遠されることもあるそうです。
私は逆に普段からワインを飲まない人には赤ワインの中でも「ガメイ」は飲みやすい部類に入ると感じますし、熟成した赤ワインと違ってフルーティーさや若々しさを感じれるためオススメのワインです。
ですが飲んでみると感じると思いますが、「軽すぎて薄いってこと」はなく早熟ワインでありながらも深みや味の広がりをしっかり感じると思います。

なぜ熟成期間が短くても美味しく飲めるの?

ボジョレーヌーヴォーは「マセラシオン・カルボニック法」という通常の赤ワインとは違った方法で作れらています。
通常の赤ワインはぶどうを粉砕してそのまま果汁や種子を一緒にしたままの状態で発酵させます。
ぶどうの皮や種子に含まれる渋みや色素がゆっくり抽出されていくことで色が濃く味の深い赤ワインが出来ます。

この方法とは違い「ボジョレーヌーヴォー」はぶどうを粉砕せずにぶどうを房ごと発酵タンクに入れ、自らの重さで下のぶどうを潰すことで自然に発酵させる方法をとっています。
この方法を「マセラシオン・カルボニック法」と言い、熟成期間が短くてもぶどうの若々しい爽やかさを引き出す方法です。
タンクの下の方のぶどうが押しつぶされて果汁が漏れ出すことで、ぶどうについている酵母菌が働くので発酵が始まります。
ぶどうが発酵すると糖分が酵母菌によって分解されアルコールと二酸化炭素が発生します。
この二酸化炭素がタンク内に充満するわけですが、二酸化炭素は酸素よりも重いためタンクの下の方から二酸化炭素に埋め尽くされた状態になっていきます。
最終的には二酸化炭素でぶどうが覆われるため、ぶどうが酸化して風味が飛ぶことがなくなりフレッシュなジュースに仕上がります。

この作業におよそ1週間かかり、続いて果実以外の余分なものを取り除き、残った果実を皮や種子ごと粉砕します。
粉砕し終わったらプレスしながら絞り、抽出した液をアルコール発酵することで赤ワインが完成します。
普通の赤ワインと違い最初に果実ごと粉砕していないため、渋みである「タンニン」は抑えられ、熟成の段階で二酸化炭素によって風味飛びが守られることでフルーティーな「ボジョレーヌーヴォー」が仕上がるのです。

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ボジョレーヌヴォー美味しい飲み方は?

「ボジョレーヌーヴォー」は一般的な赤ワインよりも少し低い12〜14℃で飲むと、ぶどうの品種である「ガメイ」の爽やかさや華やかさを感じやすいです。
この温度よりも少し高くても問題はないのですが、逆に低い場合は酸味が立ってしまうためせっかくのぶどうの風味を感じづらくなってしまいます。

ボジョレーヌーヴォーの保存方法は?適した温度で飲むには?

ボジョレー解禁後の11月末や12月など気温が寒い時期10℃前後であれば常温保存でも良いのですが、北海道や東北など地域によって室温が低すぎる場合は冷蔵庫の野菜室に新聞紙を巻いた状態で保管してください。

また夏場に飲む場合は押し入れ等に保管してもいいのですが飲む30分前くらいに冷蔵庫に入れる、または初めから新聞紙を巻いた状態で冷蔵庫の野菜室で保管してください。
冷蔵庫の野菜室は大体5〜8℃くらいに設定されているので新聞を巻くことでボジョレーヌーヴォーの適した温度に近づけられます。

開封後もこちらと同じ保存方法で構いませんが、ボジョレーヌーヴォーは「マセラシオン・カルボニック法」で作られており早飲みタイプのワインに仕上がっています。
風味飛びも考え、1週間以内に飲むことをオススメします。

ボジョレーヌーヴォーに賞味期限ってあるの?

先ほどの説明通りボジョレーヌーヴォーは「マセラシオン・カルボニック法」で作られていて製法上タンニンの量が少なく、早く美味しく飲むことをメインに作られているため、長期保存することは全くオススメできません。
一年経ったボジョレーヌーヴォーを飲んだことがありますが、風味が飛んでいて美味しくなかった経験を過去にしました。
保存するにしても『半年以内に飲むこと』を強くオススメします。
つまり翌年の4月までということです。

ボジョレーヌヴォーと合う料理は?

ボジョレーヌーヴォーは飲みやい軽さが特徴の赤ワインであるため、一般的な赤ワインのような味の濃い料理と合わせることはしません。
ボジョレーヌーヴォーと合わせる料理ですが具体的に『魚介系料理や脂身が少ない肉の部位を使用した料理、熟成期間が短いチーズ(さっぱりしたチーズ)』と相性がいいです。

スーパーなど市販で済ませるなら『ローストビーフ、魚介のマリネ、ミートグラタン、サラダ、雪印北海道100 カマンベールチーズ』の組み合わせが良いと思います。

料理も大切ですがぜひチーズを一緒に食べてもらいので、ここからはボジョレーヌーヴォーと相性のいいチーズを紹介します。

ボジョレーヌーヴォーに合うチーズ3選!

ワインとチーズは相性抜群です。
少しチーズに力を入れたい人はこちらのチーズを検討してはどうでしょうか?

ブリ・ド・モー(白かびタイプのチーズ)

ブリ・ド・モーは白カビタイプの食べやすいクセの少ないチーズです。

私たちの馴染みのあるカマンベールチーズとの違いを気にする方は多いのですが、製法自体はあまり変わらず大きな違いは大きさにあります。

カマンベールチーズが直径10〜12cm程度の小さめのサイズに対し、ブリーチーズは30cm前後の大き目のサイズになります。
カマンベールチーズはブリーチーズの製法がフランスのカマンベール村に伝わったことでできたと言われており、食べ方としてはケーキように中心を境に大きく切り分けて食べることが外側から内側まで全体を味わえるので一番美味しく食べれる方法です。

製法が似ているからといってブリーチーズとカマンベールの味は一緒かと言われるとそうではなく、大きさの違いから熟成の仕方も異なって来るため、ブリーチーズの方がカマンベールチーズよりもよりクリーミーでまろやかなチーズに仕上がります。

チーズ単体で食べても良いですし、バケットなどに乗せてオーブンでトロッと焼いても良いですね!

「心に美味しい食べ物探し」より引用

写真をみてわかる通り、トロッと感が特徴ですごく美味しいです。
個人的な話ですがフランスに留学していた時に美味しすぎて一番食べたチーズでもあります。
フランスチーズってクセが強いイメージがありますが、その中でもブリー・ド・モーは食べやすく、日本人が絶対好きな味ですよ!!

コンテ(熟成期間が1年未満もの)

フランスのフランシュ・コンテ地方を中心に生産されるハードタイプのチーズです。
コンテチーズはAOP(原産地呼称保護制度)と呼ばれる高品質を認める制度でも認められており、製法や生産地を厳しく管理しています。
AOP(原産地呼称保護制度)はEU共通の制度で、簡単にいうとAOPを謳っているチーズは品質の高さが認められていることを表しています。

そんなコンテチーズですが熟成度合いの違いで販売されており、8か月、12か月、18か月などと同じコンテチーズでもチーズ屋さんによっては何種類も取り扱っています。
熟成度合いによって価格は上がっていくのですが、熟成が増すにつれて風味も強くなっていくため、人の好みも別れていきます。
そんなコンテチーズの中でも熟成が短い『1年未満(8ヶ月等)』の風味がそこまで強くなく、フレッシュなミルク感や香りを感じる優しい味が特徴のタイプのものがボジョレーヌーヴォーにピッタリです!
ドライフルーツを一緒に添えても良いですね!

CHEESE STAND mediaより引用

こんな風に薄くスライスしてサラダに乗せると一気にオシャレになりますよ!
熟成が短いタイプのコンテチーズはそこまで硬くないので市販のピーラーなどで薄くスライスできます!

 

 

ミモレット

こちらのミモレットチーズ、あまり聞いたことないかもしれませんが少しクセがありますがコクのある世界中にファンの多いフランス原産のチーズです。
断面がオレンジ色をしているのが特徴で、ハードタイプの独特の味わいと香りを楽しむことができます。
熟成につれて濃厚な味わいになり、高級食材である「カラスミ」のような風味に近づきます。
熟成期間が2ヶ月のものから24ヶ月のタイプまで熟成度合いによって風味の違いを感じられるチーズです。

今回のボジョレーヌーヴォーには12ヶ月程度のコクや風味が凝縮されつつも24ヶ月タイプのように強すぎなないミモレットチーズがオススメです。
ボジョレーヌーヴォーだけでなく日本酒やビールにも合うので、ワインを普段飲まない人にも好まれるチーズですよ!

 

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