近年、テクノロジーの発展は著しく「AIに置き換わる仕事」も多いと言われます。
最終的には人間は働くなくていい未来が来ると思いますが、それは結構遠い未来になるはずです。
そんな未来が来るまで私たちは「AI」と共に協力して働くことになります。
確実に来るそんな近い未来を考えると「自分がしている仕事、職業」は将来性あるのかな?って思いますよね。。
私はこのテーマについてかなり興味があったので今回、色々と調べてみました。
今回はそんな未来を考えた上で将来性のある仕事と逆に今後消える仕事、いらない仕事になると予測される職業を紹介します。
今後AIに置き換われない、未来が明るい職業の特徴とは
AIに置き換えられない仕事ってどんな仕事でしょうか?
考え方としては「個性を活かしたスキル、他人のモチベーションをあげる仕事」などが挙げられます。
単純作業はどうしてもAIに置き換えられやすいのですが、「その人しか出来ないこと」、「リーダーシップがあり、他人のモチベーションを上げること」はしばらくAIには出来ないことです。
「その人にしか出来ないこと」とは全く難しいことではなく「自分の得意なこと(好きなこと)×自分の得意なこと(好きなこと)」です。
たとえば「youtuber」を例にするならばやり方は色々あれど「情報発信×人をワクワクさせること(モチベーションを上げること)」になります。
「料理が好き」で「話すことが好き」ならば「料理教室の先生」や「SNSで料理のコミュニティー」を作ることが出来ます。
そういったように「その人にしかできないないこと」って考えてみるだけでもたくさんあります。
良くも悪くも「1つこれっと決めない」で好きなことにどんどんチャレンジしていくとAIに置き換われない自分の働き方が生まれて来るのではないでしょうか。
同じく「人の感情を動かすこと」は今のところしばらくはAIには出来ないです。
つまり「リーダシップが必要なポジション、社長など」はAIに置き換えることが出来ない仕事、ポジションと言えます。
AIが仕事を奪われることは良いこと?
「AIに仕事を奪われること=悪いこと、怖いこと」と思われがちですが本当にそうでしょうか。
確かに単純作業はAIに置き換えられて、仕事がなくなる人、給料が下がる人も出てくるでしょう。
しかし人手不足がより深刻になる日本にとってAIが単純作業を置き換えてくれることはかなり嬉しいことです。
それに単純作業をしなくなり手が空くことで「より人間のためになる業務やサービスを考えるようになる」のではないでしょうか。
なのでAIは人間にとって脅威的な存在ではなく、人間がよりよい生活をするために手助けをしてくれる存在と考えてもいいはずです。
個人的な話になりますが、私はコンビニなどの加工食品の商品開発の仕事をしています。
仕事をしていていつも感じるのですが商品のコスト内訳の中で人件費(加工賃)は大部分を占めます。
価格の安い商品の場合、原料費よりも人件費の方が高くなることって意外と多いです。
そんな人件費をAIが安くしてくれるのであれば同じ価格の商品でも頭1つ以上良い商品を作ることが可能になります。
私のようにメーカー、製造業の方は特に感じるはずです。
AIが参入することで消える仕事、いらない仕事と予想される職業15選!
飲食店のホール、サービス業務員
ファミレスのような飲食店はロボットが料理を運ぶようになっていくと予測されています。
「料理を運ぶ、テーブルを後片付けする」といった単純作業を行うホール、サービスの人は確実になくなる仕事です。
逆にフレンチのサービスのように料理を高度なスキルで取り分ける、またソムリエのように料理にあったワインをセレクトし説明しながら提供できるサービスはすぐに置き換わることは出来ないでしょう。
またもっと身近な存在ですと「スナックのママ」なども「ママ」に会いたいからといった理由でお客が集まるためAIには絶対に置き換えることは出来ないです。
コンビニ、スーパーなどのレジ業務員
「レジ打ち」がいなくなると「セルフになる」といったイメージを持つ人も多いと思いますが少し違います。
最終的には無数のセンサーなどからAIが商品情報を把握し、買い物かごを置くだけで価格が出てくるようになります。
すでにユニクロではこういったサービスを提供している店舗もあります。
中国でも一時話題になった「無人コンビニ」もその一例ですよね。
また商流を考えると各社大手コンビニがメーカーを買収し、AIを駆使して売れる商品を作り販売するのも十分にありえる未来です。
翻訳者
Google翻訳など翻訳ツールの精度って年々上がっているため、「翻訳者」は今後は厳しいです。
最近では打ったものを翻訳するだけでなく「リアルタイム カメラ翻訳」などカメラで写したテキストを翻訳してくれるアプリも登場しています。
語学学習者にとって「翻訳」の仕事は誰もが一度は目指す職業ではありますが今後はコミュニケーション能力や語学だけでなくその国の文化背景をしっかり理解するなど+αのスキルが求められそうです。
銀行員
近年世界ではキャッシュレスが当たり前になってきており、「仮想通貨」など新しい価値観が生まれてきています。
融資や送金、振込、引き下ろし手数料などを収入の支えとしている「銀行」にとってお金の形が無くなることはかなり厳しい状況です。
「仮想通貨」はまだまだ安全面で疑問が残ってはいますが、手数料が安く機能性も高いため将来性はかなり高いと言えます。
そういった手数料が安い方に流れていくと自ずと銀行を利用する人も激減することが予想されます。
大手銀行は続々と「仮想通貨」市場に参入していますが、ブロックチェーン技術(仮想通貨の技術)を利用し銀行の新たな機能としてサービスを提供していくことが正しい選択だと思います。
医者
かなり意外かもしれないですが医者もAIで置き換わる可能性が高いです。
ただ治療や手術をAIがするのではなく、その人が「どんな病気か?」、そもそも「病気なのか?」を前もって判断する仕事をAIがしていきます。
ただでさえ医者も人手不足なのでAIを利用し、患者の治療や手術に専念できるようになります。
公務員
公務員の仕事を考えるとわかる通り一定の決まった作業であることが多く、確実にAIに置き換わっていきます。
テクノロジーが発展し、スマホやパソコンで申請ができるようになってきているので、わざわざ窓口まで行く必要もなくなってきており需要も減ってきています。
公務員はすごく人気のある仕事ですが、将来性は低いので今後は人気も移り変わっていくでしょう。
事務員、窓口業務員
やはり事務員、窓口業務員もAIに高確率で置き換わることが予想されます。
事務員、窓口業務員は必ず必要なポジションにはありますが、高い専門性は必要なくある程度の人であれば業務を行うことができます。
ただ今後AIで置き換えた方がコストメリットが出てくるので、そうなった瞬間に人事移動やリストラの流れになるはずです。
タクシー運転手、トラック運転手、自動車教習所の教官
最近自動車の「自動運転」のニュースをよく見ますが、「自動運転」はかなり近い未来で起きるでしょう。
目的地を選択することで自動的に運転してくれて、乗車中に他の作業をすることが当たり前になってくるはずです。
自ずと「運転免許証」も必要なくなり自動車教習所の需要もなくなっていきます。
またカーシェアリングの需要も増えることも予想され、一台を数人でシェアする流れが都内を中心に広まるでしょう。
運送業、配達員
先ほどの自動運転ではないが宅配サービスもガラッと変わることが予想されます。
軽いものであれば空から「ドローン」を使って配達するのも普通になり、宅配までの流れも自動化されるので宅配する人は必要なくなり管理、メンテナンスする人が数名いればいい状況になるでしょう。
介護職員
介護職員の業務のほとんどは介護者の行動に伴う安全面での管理が占めていますが、そういったルーティン業務をAIが代わりに行うことでお世話する人が圧倒的に減り、業務量もコンパクトになります。
AIによって効率化され介護施設あたりの受け入れ可能数が増えることで、介護者やその家族の価格的負担が減り介護業界全体が良い方向に向かうことが考えられます。
弁護士
弁護士の仕事は過去の事例を元に判断されることが多く、「法律」が絡むため難しく考えられがちですが人為的なシステムのなかで問題に対して判断を下すシンプルな流れです。
AIを使い、過去の事例、法律を全て取り込み学習させることで、弁護士の感情による誤審すらも防ぐ正しい判断をすることも可能だと言えます。
弁護士と近い仕事である「裁判官」や「検察官」も同じくAIに置き換わる可能性が高いです。
大量のデータを使った専門性の高い、給料の高い仕事はまずAIによって置き換わる可能性が高いことは覚えておいた方が良さそうです。
エンジニア
需要が急激に高まっている「エンジニア」、今後教育カリキュラムにも入ると言われていますがその「エンジニア」もAIに置き換わる可能性が高いです。
プログラミングは覚えてしまえば規則的である程度不変なものでありますし、ひと昔は「エンジニア」や「IT業界」はかなり頭が良くないと通用しないようなイメージがありましたが現在では3ヶ月程度で学べるサービスや学んだことがない人でも簡単に取り組みやすい環境が整っています。
そんな「エンジニア」の仕事の中でも自分でサービスを作り上げられる人、サービス全体を理解し新たな道を模索できる人しか需要はなくなるでしょう。
管理職
会社にもよりますが「管理職」も置き換わる可能性が高いです。
AIにとって管理する仕事は得意分野であり、的確に業務の指示を出すことが可能です。
先ほどお伝えした通りAIにはモチベートする能力やビジョンを描く能力がないため、「社長」は置き換わることが出来ません。
会社構造として社長と一般社員数名であとはAIが業務をするといった未来も近いはずです。
作業自体もAIによって短縮されるので会社自体の必要人数もかなり減るでしょう。
教師
都内とは違い地方では教員が不足し、今後どんどん一人あたりが受け持つ科目が多くなることが予想されます。
また教員は労働時間が長く、部活などを受け持つと休みも少なくなってしまうのが現状です。
そういった問題を解決するのがAIです。
リクルートの「スタディーサプリ」のような授業をモニター越しにいつでも見れるサービスが復旧していき、授業の一部が動画に置き換わることも十分にありえます。
授業もパソコン等を通じて行うことが増え、チャットを通じて質問しAIがそれに対して適切な回答をする。
それでもわからなければ教師に聞くといった流れが普通になるでしょう。
工場の作業員
工場の作業員は賃金設定が高く、AIで早く置き換わる可能性が高いです。
また最近外国人労働者を積極的に採用する流れではありますがそれでも工場に人が集まらなく製造が出来ない企業が多いのも事実です。
製造をスムーズにするためにもAIを採用して生産性を高めたい製造メーカーはかなり多いはずです。
そうなった場合、工場にはメンテナンス員や品質管理者などわずか数名で十分製造が間に合うでしょう。
まとめ
どんな仕事が今後需要がなくなり、消える、置き換わるのか話しましたが基本的に「単純作業」で「ルーティンワーク」のもの、「大量のデータを扱い、給料の高い仕事」の2つがまず対象になることが考えられます。
しかしながらAIが業務に参入してくることは必ずしも悪いことではなく、退屈な単純作業を代わりに行ってくれて自分たちはより人間らしい考える仕事にシフトすると思うと、より良い社会になってくるはずです。
また少子高齢化でただでさえ若者に負担が掛かっている日本ではAIで業務の効率化を図ることが唯一の改善策ではないでしょうか。
今回挙げた例は一例ですのでもっと置き換わる仕事もあるはずです。
「こんなのもあるのでは?」、「こんな可能性もあると思う。」など意見を頂けたら幸いです。
以上になります。 別の記事も読んで頂けたら嬉しいです。ありがとう御座いました。
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