こんにちは。
元調理師のYotaです。
私は新卒で外資系ホテルの調理師になりました。
ホテルは2社ほど働いたことがあるのですが両方とも外資系ホテルでした。
今思えば色んな角度から考えても良い条件で働けていたと感じています。
これから調理師になる人に外資系ホテルに入るべき理由をお話しします。
目次
『体験談』新卒こそ外資系ホテルの調理師がおすすめ!給料や休みがしっかりしている話。
これから就活を始め調理師になる人って大きく分けて2パターンだと思います。
1つ目は「自分が最終的に何をしたいかが決まっており、このお店のシェフのスキル、料理を学びたいと方向性がはっきり決まっているパターン。」
もう1つは「料理が好きで調理師になるが、おおよその方向性しか決めておらず具体的にどこで働くべきか迷っているパターン。」
今回、私が話したい人は後者の人です。
具体的な方向性が決まっていなかったり、料理ができてその上、ある程度待遇が良いところがいいな。って考えの人ほど外資系ホテルに入った方がいいです。
外資系ホテルの良いところ
調理師って大成功する一握り以外は常にハードモードです。
下積み時代が長く、その間はかなり給料が安いです。
月の給料総額も自分の年齢ー4くらいが一般的です。
そんな中でも外資系ホテルは初任給が高いです。
新卒で入社することをオススメする理由はこちらの3つです。
①初任給が高い!(満足感を得やすい、他の職場より+3万円くらい)
②休みが多い!(飲食業界の中でもしっかりしています。およそ105〜115日前後。)
③若い人でも意外と意見が言いやすく働きやすい!(外人が多く、
日本企業とは違うため上下関係等も良い意味で緩く比較的働きやすい。)
初任給が高い!
初任給が比較的高いです。
レストランなどに就職するよりも3万円くらい給料が高くなるケースが多いと思います。
このお店のこの料理を学びたいってことがない限り給料待遇の良い環境で料理を極めていく方が絶対良いです。
調理師は最初に入る就職先によって給料が差がある職業だと思います。
学生時代の友達と初任給が3万円くらい違うってことも意外とある話です。
また100%ではないことが多いですが残業代が着くので初任給19〜20万円+残業代で月給がだいたい22〜25万円くらいになると思います。
休みが多い!
外資系ホテルの一般的な年間休日は105〜115くらいだと思います。
私が務めた都内の外資系ホテルは年間休日109日で年に一回5〜7日程度の有給を使うことができました。
普通に調理師として働くと年間休日数は90〜100日程度になる人がほとんどではないでしょうか。
プライベートと仕事のバランスが良い環境だと思います。
若い人でも意外と意見が言いやすく働きやすい!
外資系の会社なので自由度が高いです。
日本企業みたいに上下関係がすごく厳しいってこともないので比較的人間関係のストレスが溜まりにくいと思います。
また上司が外人の場合、余計に自分の意見を言いやすいですし聞いてくれる人が多いです。
外資系ホテルで働くことを通じて料理以外にも語学も学べるケースが多いです。
将来海外に出たい方にはすごく良い環境だと思います。
ホテルによっては海外の系列ホテルに異動できるチャンスがあります。
外資系ホテルのデメリット
どうしてもレストランと比べスキルが身につくのが遅いです。
それは効率をよくするために簡素化された製品を使い調理したり、1つの作業を淡々とすることが多いからです。
レストランの場合、1人である程度何でもできるようにならなければいけないので必然的にスキルは身についていきます。
ただ長く外資系ホテルで働くことを考えればスキルもゆっくりですが同じように付いていきます。
まとめ
新卒で外資系ホテルに入ることでのメリットは多いです。
特に生活面が比較的安定するので気持ち的に余裕が生まれやすいです。
ガツガツ料理したい人には物足りない環境ですが独立するつもりがなく調理師として長く働きたい人にとって本当にオススメの環境です。
ただ昇進するにつれて英語を勉強しなくてはいけないのですが普段から外人が近くにいるので問題ないかと思います。
華やかな環境で働くことができるので料理以外にも人間的に磨かれることもたくさんありますし有名人や普段合わないような人と会える機会もあります。
是非参考にして頂けたら幸いです。
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