レストランとホテルのシェフの違い。給料面や労働環境も教えます。

こんにちは。

元調理師のYotaです。

私自身はシェフになったことはないですがレストラン、ホテル両方で働いた経験がありそれぞれのシェフの良いところ悪いところを間近で見てきました。

◆今回の記事はこんな方にオススメです。

・調理師としてレストランとホテルどちらで働くか迷っている人。

・シェフになると業務内容や給料どうなるか気になる人。

レストランとホテルのシェフの違い。給料面や労働環境も教えます。

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レストランとホテルのシェフの違いは大きいです。

それぞれのシェフに共通するのはかなり経験を積んで料理の技術が高いだけでなく人を引っ張る能力があると言うことですがレストランとホテルのシェフの業務内容は結構違います。

私が実際両方働いた経験からシェフについて感じたことを話していきます。

シェフの人数が違う

レストランは1人、ホテルは数人が基本です。

レストランの場合は基本的にシェフは1人ですがホテルの場合はシェフが部門ごと、ホテル内のレストランごとにいて、そのシェフをまとめる総料理長、副総料理長がいます。

大きなホテルによってはシェフが10人くらいいるところもあります。

業務内容の違いは?

レストランのシェフの業務は提供する料理の最終チェックやメニュー内容、価格の設定、諸費用の管理が主な業務になります。

小さいお店で店長兼シェフである場合、それ以外に内装やサービスの仕方を工夫しお客様がより居心地良いように気を配ります。

ホテルの場合、レストランとは規模や人数もかなり違うので異なる点が多いです。

ホテルのシェフもレストランのシェフと同じように料理の最終チェックを主に行いますが従業員の管理や生産性をより考えた業務が多いです。

またホテルの方が1日の客数が多く効率重視で仕事をしていかないと回らない為、如何に無駄を省くかを考えチームで業務をこなすかを第一に考え落とし込みます。

またホテルのシェフの場合、週に1回又は毎日シェフミーティングを行います。

「売り上げがどうだったか、どんなトラブルがあったか、今後はどうしていくか」など打ち合せの結果をそれぞれの部署に落とし込みます。

そういった管理の仕事の一環でパソコン業務も多いのでオフィスに閉じこもり厨房にほとんどいない日もあります。

給料面や労働環境の違いは?

レストランのシェフの月給は雇われかオーナー兼かで大きく異なります。

雇われであれば月給35〜40万円前後、年収にして500万円前後が目安です。

オーナーシェフである場合、年収は400万円程度のこともあれば1000万円以上のこともあります。

つまりお店の規模や形態、流行りに大きく左右されるので一概に言いづらいです。

ホテルの場合も日系か外資系かでだいぶ異なりますが部門シェフで年収400万円前後、シェフで年収500〜600万円、総料理長になれば年収1000万円以上が目安になります。

労働時間に関してですがレストランのシェフはおそよ14時間/日働き、年間休日は80日前後が目安になります。

休むと収入が減る為どうしても長時間労働で休みは少ない傾向にあります。

ホテルのシェフの場合、12時間/日程度の労働、年間休日は90日前後になってくるかと思います。

通常の年間休日はおよそ100日が目安になりますが、休日出勤が意外と多く私が働いた2箇所のホテルではシェフは月に1、2日休日出勤していました。

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個人的にレストラン、ホテルで働いて感じたこと

余談になってしまいますが個人的に両方で働いた感想を話したいと思います。

参考にして頂けたら幸いです。

ホテルに関して

私は新卒で外資系のホテルに入社したのですが3ヶ月ペースで部署移動が決まりだった為、レストラン3つと宴会場の計4箇所で働きました。

1部署にシェフを含め約20名ぐらいいる為、毎回名前と顔を覚えることが難しく慣れたらすぐ次の部署って感じでした。

ただホテルの方が、いろんな部署を経験できるので料理の幅は広がりますし良くも悪くも人が多いので料理スキルや人間関係で学べることも多かったです。

ホテルには調理師、サービスでなく宿泊の部署、予約管理の部署、人事部、広報部など多くの人が働いていてます。

つまりホテルの場合、業務に関して

いろんな部署が絡み合っていて尚且つ助け合っているので個人個人の業務内容がある程度決まっている事が多いです。

またホテルにはブランドがあるので勝手に部門シェフが「今日はこの食材が余っているから今日はこのメニューだ!」みたいなことは出来ないので余った食材は破棄することが日常です。

良く言えば言われたことをきっちりやるのが得意、大きな流れの中で料理をしたいって方はすごく適している環境だと思います。

私が働いたホテルではイベントも多く、海外からのシェフを呼んでフェアをすることが多々あったので貴重な体験もたくさん出来ました。

レストランに関して

私はあまりレストランで働かなかったですがレストランの方が業務がかなり多く、小さい店だったため調理だけでなくホールも兼務しました。

お菓子も提供していた為、朝はお菓子作りから始まり買い出し、食材の処理、仕込み、営業が始まれば調理や盛り付け、提供から片付け、レジ打ちまでやりました。

業務数で言うと倍以上、レストランの方が多いです。

 

レストランで働く=最終的に独立又はその店のシェフになるってことが目標となってきますので辛いことは多いですがその分やりがいはありました。

給料がかなり安かったのが印象的で当時22歳だったのですが総支給12万円でした。

そこから色々引かれたら、、え?ってなりました。笑

このケースは稀だと思いますが同じような環境のところも多いはずです。

本当に料理が好きで、「自分1人の力でのし上がる」って気持ちがないと絶対続かないです。

まとめ

レストランとホテルのシェフの違いは多いですし取り巻く環境も大きく違うことがわかって頂けたでしょうか。

料理のスキルで言えばレストランのシェフの方が高い傾向にありますがホテルでも高いスキルを持っている人もたくさんいます。

ただモチベーション面が大きく異なり、レストランのシェフは個人の力で勝負しようとガツガツした性格ですがホテルのシェフはあくまでサラリーマンで生活に重きを置いている人が多いです。

会社の規則に沿って業務をこなすことが何より重要になってくる為、レストランのシェフとはその点でも全然違うのです。

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