『調理師になりたい人向け』調理師専門学校に行くべき理由3選と行かない方が良い人を解説!

こんにちは。

元調理師のYotaです。

これから調理師になりたいと考えて飲食のバイトをしている方ってきっとバイト先の人に「行かなくても大丈夫だよ!」とか「そんな高い授業料払う必要ないよ!」って言われたことないでしょうか。

私はバイトしていた時にどの職場でも言われました。

個人的には余裕があれば調理師専門学校にいって欲しいです。

ただ一年制と二年制があった場合は一年制で十分です。

調理師専門学校は「調理師免許」をもらえる以外にも実はメリットは多いので紹介したいと思います。

今回は実体験も踏まえて話します。

目次
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調理師専門学校に行くべき理由3選。これから調理師になる人に

調理師専門学校の学費は高く1年で140〜200万円、2年で300万円以上かかってしまいますがそれでも調理師専門学校に行った方が良いと思います。

大きくはこちらの3つの理由からです。

①業界人との繋がりを持つことができる

②待遇の良い就職先を選びやすくなる

③コンテストやイベント、留学を体験できる

①業界人との繋がりを持つことができる

個人的にはこれが一番大きいです。

クラスの仲間や先生、他の学科(他の料理)の友達を作れることって意外と強いです。

高校卒業後、すぐにレストランなどに入ってしまうとその中しか知らない状態で働くことになりますが専門学校で先生や友達を作ることで就職後に意見交換や自分の料理人としての立ち位置を確認できます。

考えを共有できたり、「自分の悩みや壁の対処の仕方がこれでいいのか?」、「具体的にどうすればいいのか?」など悩みを相談できます。

同じ業界で連絡できる人が増えるのはすごく心強いです。

調理師専門学校を行く行かないに問わずなりたての人のほとんどは挫折を経験します。

思い描いていたテレビや雑誌で見るような有名シェフの華やかさと現場はかけ離れているくらい作業が地味ですし

労働環境が良いとは言えないからです。

理不尽なこともとても多いです。

②待遇の良い就職先を選びやすくなる

二番目に持ってきてなんですが個人的にこれが一番オススメする理由です。

調理師として働く以上、腕を磨くのは当たり前ですが給料や休みも重要ではないでしょうか。

専門学校を出ることでより良い選択肢を選ぶことが可能になります。

ほとんどの調理師専門学校は卒業時に「調理師免許」をくれるので調理師としての転職も有利になります。

また労働環境や給料面を考える場合、ホテルや結婚式場など大きな場所に就職するのが適しているのですが高卒ですと中々入ることができません。

大きな企業であるほど専門学校卒を優先的にとります。

また給料面で言うと高卒でレストランに入ると3年くらいは給料は変わらず年収200万円以下ってことも珍しくありませんがホテルなど大きなところに就職できれば初年度は年収240万円前後になります。

専門学校出たとしても高卒で就職した人と比べ4年くらいで学費分は十分に稼げます。

初めから料理もプライベートも給料も充実したい方は専門学校に行き、頑張って良い成績を取って待遇の良いところに就職するほうが充実した調理師人生を歩めます。

また卒業後にも求人を紹介してくれたり、サポートしてくれる学校が多いです。

③コンテストやイベント、留学を体験できる

専門学校に行くと料理コンテストなどに参加できます。

華やかで贅沢なコンテスト作品を作る経験って働いてから中々できないです。

コンテストで結果を出せた場合、今後のアピールポイントになります。

それ以外にも専門学校のイベントとして有名シェフが講師として授業をしてくれることがあります。

テレビや雑誌によく出るようなシェフや料理研究家など実際に面と向かって話すことができます。

そこで関係を作って就職をした友達もいました。

また学校によっては留学を経験できます。

費用はかかってしまうのですが若いうちの留学経験は今後の人生を変えるくらい刺激に溢れていますし、本場の料理を学ぶことで調理師としてのキャリアに一層深みがでます。

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調理師専門学校に行かない方が良い人の特徴

ここまで調理師専門学校に行くべき理由を話しましたが行かない方がいい人がいるのも事実です。

どんな人は専門学校に行く必要がないのか話していきます。

①就職先(働きたいお店)が決まっていてそこに就職できる状態の人

明確にここで修行したい、将来こんなお店を持ちたいからここで働きたいって決めている人は絶対、専門学校に行くべきではないです。

お金が勿体無いですし、当たり前ですが時間が無駄になります。

②調理師になるか迷っている人、なんとなく調理師専門学校に通おうと思っている人

調理師は離職率が非常に高いです。

専門学校にいた時、卒業後クラスの95%は10年以内に他の仕事に就くと先生も言っていました。

私もバイトも含めると7年近く調理を経験しましたが辞める人も本当に多かったです。

初めから調理師になるかどうか迷っている人は正直行かない方がいいです。

自分の将来を考え他の選択肢を見つける方が絶対身になると思うからです。

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まとめ

調理師専門学校に通うことで人との繋がりや貴重な経験、優良企業(職場)に就職できます。

卒業生を対象に転職サポートをしてくれる点は心強いです。

働きたいお店が決まっており、すぐにでも経験を積みたい人は専門学校は行くべきではありませんが調理師として安定して働きたいのであれば専門学校に行くことをおすすめします。

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この記事を書いた人

ダイエット食品やレトルト食品などの開発経験、調理師としてレストランやホテルで働いた経験などをもとに独自目線で世の中の気になる情報を調査しています。

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