こういった疑問に答えます。
こんにちは!食品開発者のYotaです。
「美味しく痩せる」をモットーに太らない食べ方を研究中です。
3月2日に「教えてもらう前と後」でホットバナナジュースについて取り上げられます。
ホットバナナジュースって馴染みがないですが、実は美容効果やダイエット効果があります。
今回はそんなホットバナナジュースの効果を解説していきます!
ホットバナナジュースにはダイエット、美容効果がある!
ホットバナナジュースは何と言っても低カロリーですので摂取によって太ることも少ないです。
バナナ100gあたりには86kcalですのでご飯やパンの半分程度のカロリーです。
仮に朝食などを置き換えることができればその分、摂取カロリーを抑えることも可能です。
ただし砂糖やシロップなどカロリー、糖質の摂取量を増やさないことだけ気をつけてもらえれば安心して飲むことができます。
そんなホットバナナジュースのダイエット、美容効果は主に3つあります!
- 美肌効果のあるビタミンCが「しみ・そばかす・シワ」を防ぐ!
- 肌荒れ、抜け毛を防止、ダイエット効果のある「ビタミンB6」!
- 食物繊維が痩せ体質をサポート、満腹感の持続効果がある!
それぞれ解説していきます。
美肌効果のある「ビタミンC」
ビタミンCは肌にハリを与え、コラーゲンの生成を促すことで「しみ・そばかす・シワ」を防ぐので、綺麗なお肌を作るサポートをします。
ビタミンCが美容に効果があるのは有名な話ではありますが、ストレスなどで消費されてしまう栄養素でもあります。
ストレス社会である現代でイライラすることは多々あると思いますが、そういったケースでもビタミンCは消費されています。
バナナ一本の可食部の約80gにビタミンCが11mg程度含まれています。
毎日、バナナ1本で作ったホットバナナジュースを1杯摂取した場合、ビタミンCの1日の摂取目安量は成人では1日の推奨量が100mgですのでおおよそ1/10量を摂取できることになります。
あまり多くないと感じるかもしれませんが不足しがちなビタミンCを手軽に摂取できるので結構オススメのドリンクでもありますよ!
ビタミンCは水溶性ビタミンとも呼ばれ加熱により流出しやすい栄養素でもあります。
しかしながら、ホットバナナジュースの場合、全て飲み干すのでビタミンCを余すことなく摂取できます。
美容効果を感じたい方は飲む回数を増やす、一回で使うバナナの本数を増やすなど摂取量を増やす工夫をしましょう。
ビタミンC不足は老化を加速させる?
ビタミンC不足は老化を早めると言われ、マウスの実験でもビタミンCが不足しているマウスは普通のマウスの1/4しか生きることができなかったとの結果も出ています。
人間に置き換えた場合、老化が速まるビタミンCの摂取量は換算すると1日2.5mgになるのですが、その生活をすると3年後から死亡率が高まり、13年後には半数が亡くなる計算になります。
すごく極端な例ですので、ビタミンCの摂取量が1日2.5mg以下になることは少ないです。
ホットバナナジュースを一杯でも飲んでいれば不足することは最悪ないですし、私たちが生食で食べるサラダなど野菜系、果物系にはビタミンCが含まれていることが多いので安心してください。
ただ加工食品やストレスの多い生活をし続けるとそれに対応しビタミンCも体内で使われ続けてしまうのでビタミンCを取ることは本当に大切です。
人間の体ではビタミンCをつくることができないため、積極的に摂取するべき栄養素な訳ですが、最近はドリンクやサプリメントなどでもビタミンCを沢山とることはできますね。
商品開発で何度か使用したことがあるのでわかりますが、ビタミンC(L-アスコルビン酸など)は添加することで栄養強化として「ビタミンC OOmg配合」、「1日分のビタミンC配合」と商品に表示することは可能です。
ドリンクを中心に多くの食品メーカーが行っていますね。
しかしながら添加したビタミンCは人工的に作られたものですので、吸収率やバランスを考えると食べ物から摂取する方が良いもの事実です。
ホットバナナジュースは温かいので体に負担がなく、吸収されやすい飲み物ですので毎朝飲んでみては如何でしょうか。
肌荒れ、抜け毛を防止、ダイエット効果のある「ビタミンB6」
バナナに含まれる「ビタミンB6」には肌トラブルや抜け毛、髪のパサつきを防ぐ働きがあります。
1日の摂取目安量は成人男性で1.4mg,女性で1.2mgほどです。
バナナ1本に0.3mgほど含まれており、1本でだいたい1日の1/4分が摂取できます。
ビタミンB6は不足してしますと髪の毛が細くなり、薄毛にも繋がってしまいますので髪の為にもホットバナナジュースは摂取するべきですね。
タンパク質の代謝をサポートする働きもありますので、基礎代謝が上がることにも繋がりますのでダイエットにとっても良いです。
食物繊維が痩せ体質をサポート、満腹感の持続効果が!
バナナには含まれる食物繊維には腸内環境を改善する働きがあります。
「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2つ食物繊維が含まれているのですが、ほとんどは「不溶性食物繊維」です。
それぞれの働きを解説します。
「不溶性食物繊維」には体内で膨らんで満腹中枢を刺激し満腹感を促したり、体の老廃物質を取り込み便通を良くする働きがあります。
満腹感を持続する働きがありますので、カロリーや糖質の摂取量をコントロールすることにも繋がりますね。
逆に「水溶性食物繊維」にはその名の通り水に溶ける性質があるので、体内で他の食べ物と混ざりネバネバ状態になって糖の吸収をゆっくりにするので、太る要因の1つである血糖値の上昇やインスリンの分泌を抑える効果もあります。
他にも腸内で善玉菌のエサとなることで善玉菌の働きをサポートするので、食べ続けることで便秘症状が良くなっていきます。
腸内環境には善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つの腸内細菌がいるのですが、バランスとしては「2:1:7」が良いとされます。
生活習慣の乱れなどで腸内環境が悪化すると悪玉菌が優勢になり、便秘症状になりガスのたまりやすい状態に陥ります。
便秘症状を改善するためにもホットバナナジュースは手軽でオススメのドリンクです!
ホットバナナよりも黒バナナの方がダイエットには効果がある!
ホットバナナジュースですが温めることによりバナナの酵素が死滅してしまします。
酵素はダイエットをする上でとても大切な役割を果たしており、摂取したカロリーを燃やす働きを支えています。
酵素は体内で作ることはできますが限度があります。
ストレスの多い環境や加工食品を多く食べる生活をしている方、不規則な生活をしている方は特に酵素が消費され不足している方が多いです。
酵素が不足すると太りやすくなるだけでなく、疲れやすく病気になりやすい体質になっていきます。
酵素は食材に含まれていますが熱に弱い特徴(50℃程度で死滅)がありますので酵素を効率よく摂取するには生食が好ましいです。
ホットバナナジュースは加熱するため、酵素が死滅してしまいますので飲む際は温めないバナナジュースのまま飲むようにするか、もしくは黒バナナにしてから食べるとダイエットに効果があります。
他にも黒バナナにすることでオリゴ糖が通常のバナナと比べて約10倍に増えることもわかっています。
オリゴ糖は腸内環境を整える「善玉菌」のエサとなることで、綺麗な腸内環境を保つ役割をしますので便秘に悩んでいるかたは黒バナナの方が良いかと思います。
黒バナナは柔らかすぎてあまり食べたくない、、、って方はホットバナナジュースに市販のオリゴ糖などを混ぜても良いですね。
黒バナナダイエットに関しては過去の記事でまとめましたのでこちらも合わせて読んでもらえると嬉しいです。
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