バナナは栄養豊富でダイエットにも効果があるイメージを持っていますよね?
真のバナナ好きは消費が激しいので出会わないかもしれませんが、私のような中途半端なバナナ好きは頻繁に「黒バナナ」を作り出します。
房で買って1、2本食べたらもうしばらくいいやってなるので最後の一本はだいたい黒くなっています。笑
しかし、驚くことにその「黒バナナ」こそダイエットや健康にとって価値があるのです。
今回の記事を読んだら、黒くなったからといってゴミ箱にポイすることはなくなるはずです!
黒バナナダイエットをした方の口コミを紹介!
毎朝、黒バナナ1本の生活で1ヶ月で体重が−3kg、ウエストは−3cm!
顔が小さくなったと友人に褒められ、自分でもあご周りがスッキリしたと感じています。
10日間、毎日食べて驚いたのはダイエット効果よりもまず「偏頭痛と貧血の症状」が忘れるくらいかいぜんしていたこと。もちろん1ヶ月でウエストが−2cmの効果がありましたが、一番嬉しかったのは睡眠の質が上がったこと!朝の目覚めが特によく、翌朝に疲れが残らなくなりました。
黒バナナを4週間続けて、体重が70.5kgから68kgに!
さらに嬉しかったことは以前よりも「頭が冴えること!」、午前中の仕事がはかどるので早く帰れるようになりました。
「黒バナナ」ダイエットのやり方は「毎朝1、2本のバナナ」を食べるだけ。
良い口コミは多くて、驚いたのは痩せる以上に自分の生活の悩みが何かしら改善したということ。
バナナダイエットは「朝、昼、晩」いつ食べても基本的に大丈夫ですが、朝食べると頭が働きやすくシャキッとするのでオススメです。
普段食べるバナナですがねっとりした甘さからわかるように糖質が多く含まれ、「ブドウ糖、果糖、ショ糖」の3つの糖分から成り立っています。
バナナのカロリーは一本で約90kcalと毎日食べても太りにくく、食物繊維も豊富に含まれているため、腸内環境を整えるためダイエット効果があるのは事実!
しかしながらバナナに一本およそ100gあたりに10g程度含まれる「ショ糖(砂糖の主成分)」は糖尿病患者が控える糖でして、なんといっても血糖値が上がりやすくインスリンが脂肪として取り込むため肥満に繋がりやすく、また「虫歯」を引き起こす大きな原因となっています。
バナナ自体は栄養豊富で腸内環境を整える働きをするのに、一面ではダイエットの大敵である「ショ糖」を含んでいます。
そんなデメリットを解消しつつ、バナナの良いところを引き上げたのが「黒バナナ」。
「バナナダイエット」で痩せなかった経験がある人こそチャレンジしてほしくて記事を書かせて頂きました。
そもそも黒バナナとバナナの境界線は?
「黒バナナ」といっても人それぞれ感覚が違うため、共通認識しましょう。
上の画像で真ん中のバナナが目安となる「黒バナナ」です。
およそ黄色の40〜60%に黒の斑点がついてきたら「黒バナナ」です。
逆に右のバナナは「黒すぎバナナ」でここまでいくと腐敗している可能性があり、健康に悪影響を及ぼしかねません。
「程よく全体的に薄っすら黒くなってきたかな?」って頃が「黒バナナ」で一番の食べごろです。
左の綺麗な状態のバナナを購入した場合、黒バナナになるのはおよそ4、5日後です。
夏など暑いと環境に保管すると熟成も早まりますので、気をつけなくてはいけません。
黒バナナの保存の仕方は?
「黒バナナ」を房ごと作れて食べ始めても、熟成は止められません。
熟成が進むとどんどん黒くなっていくため、熟成を遅らせる必要があります。
バナナは基本的に常温保管が好ましいですが、熟成を遅らせることを考えた場合は「冷蔵保管」がベストです。
房ではなくバラにして保管、新聞紙を巻いて冷蔵庫に入れるとより良いです。
因みに少し面倒でもいいのであれば皮をむき、ラップをして冷凍庫で凍らせるのが一番長持ちさせる方法です。
完全解凍させてしまうと柔らかくなりすぎてしまうので、少し凍った状態で食べるとアイスみたいで美味しいですよ!
- 皮をむいたときに中身も全体的に黒い
- 身がグニャっとして、酸っぱい匂いがする
購入時に黒バナナの手前状態のものを購入しよう!
スーパーで黒バナナの手前のものを購入すると黒バナナになるまでの時間を待たずに済みます。
スーパーで真っ先に買われるのは綺麗な新しいバナナですので、黒っぽくなり始めたバナナは残りがちですよね。。
それこそ、効果があるバナナなのに、、と今の私は感じちゃいますが、、、
人が時間とともに魅力が増すようにバナナもパワーアップするのですよ。笑
バナナが黒くなるとダイエットや美容効果もUP
黒バナナがバナナと比べてよりダイエットや美容に効果がある理由はいくつもあります。
バナナが熟成して黒バナナになることでどんな良い変化があるかご紹介します。
- 「痩せる」を強力サポートする「酵素」が増える!
- 血糖値の上昇が穏やかになり太りにくい体に(GI値が下がる)
- キレイを保つ抗酸化物質が多い!
- 太らない体をサポートするオリゴ糖多い!
「痩せる」を強力サポートする「酵素」が増える
ダイエットをする上で「代謝を上げること」は重要です。
「代謝」とは食べ物を違った物質(エネルギーなど)に変換する反応のことで、細胞の新陳代謝を促したり、老廃物を体外に排出する仕組みでもあります。
代謝が上がると痩せるのはもちろん、太りにくくなり、肌や髪も美しく艶のある状態になります。
酵素と代謝がどう関係しているかと言いますと、酵素は代謝の役割を担い実働するのです。
ご飯に多く含まれるデンプンは唾液に含まれる「アミラーゼ」という消化酵素によってブドウ糖に変えられますが、それは体に吸収されやすい状態にするため。
また体内でアミノ酸がたんぱく質に合成される時やホルモンバランスを整え、自律神経の正常に保つ働きもあります。
私たちが普段、健康状態であるのは「酵素」が働いてくれているからであり、酵素が減ってカロリーの燃焼が上手くいかなくなれば脂肪として体内に取り込まれやすくなるのです。
そんな酵素ですが黒バナナに熟成することで急増するのです。
また熟成することによって細胞膜が壊されやすくなるため、「酵素」をはじめとする体に良い成分が吸収されやすくなります。
血糖値の上昇が穏やかになり太りにくい体に(GI値が下がる)
黄色いバナナにはブドウ糖や果糖が6割ほど、ショ糖(砂糖の主成分)が4割ほど含まれています。
血糖値の上昇を表すGI値、高GIであればあるほど体内で糖に変わりやすく、脂肪として蓄えられるため体重や体脂肪が増えやすくなります。
一般的にGI値が70以上ですと「高GI」、50以下ですと「低GI」と言います。
バナナはのGI値は55で「中GI」食品です。
しかし、バナナが熟成し酵素によって糖が分解されるとGI値も下がるのです。
なんと黒バナナになるとGI値は30前後とかなり低い値まで下がるのです。
低GIである黒バナナは血糖値が上がりにくく、ダイエットにかなり最適です。
またゆっくりと吸収されていくため腹持ちもよく、栄養をしっかり補給できるため疲れにくい体質に繋がります。
キレイを保つ抗酸化物質が多い!
肌トラブルやシワ、抜け毛だけでなくガンをはじめとする多くの疾患の原因と言われる「活性酸素」。
ストレスや不規則な生活を送ると体内で増え、私たちの細胞を劣化させます。
体が内から老化した状態ですとカロリーも燃焼しづらく、疲れを感じやすい状態になります。
身も心も活発的に動くには「活性酸素」を減らすことが先決です。
しかしながらちょっとした習慣(ストレス、タバコ、お酒、スポーツなど)で活性酸素は増えてしまうため、発生を抑えることは難しいです。
バナナにはそんな活性酸素を抑える働きをする抗酸化物質であるポリュフェノールが多く含まれており、その量は赤ワイン1杯分に匹敵します。
バナナは果物の中でも抗酸化物質が多い果物であり、熟成とともに吸収しやすくなるため「黒バナナ」を食べることでより抗酸化作用を高めることができるのです。
太らない体をサポートするオリゴ糖多い!
黄色いバナナから黒バナナになることでオリゴ糖が約10倍も増えます。
オリゴ糖は腸内環境を整える「善玉菌」のエサとなることで、綺麗な腸内環境を保つ役割をします。
腸内環境が整うと栄養の吸収率が上がり代謝も良くなるため、脂肪の燃焼率が上がり痩せやすい体に近づきます。
「肌は腸の鏡」というように肌や髪など腸内環境が悪いと見た目にも大きく影響してくると言われます。
肌荒れやひどい抜け毛なども腸内環境が悪いことが原因である場合も大いにあります。
またフルーツに含まれることで有名な「ペクチン(水溶性食物繊維)」が含まれており、こちらも善玉菌のエサとなるため便秘解消効果もあります。
腸内環境は体の免疫力を左右しており、腸内環境をしっかりと整えれば体の多くの不調を改善することが可能と言う医師も多いのは事実です。
まとめ
黒バナナダイエットは簡単そうですが、意外と黒くするまでがネックで管理する面倒さがあるダイエット法です。
個人的に行うのは、黒バナナに近いものを買うこと。
また房の小さいものを買って二、三日で回転させていくと良いと思います。
ダイエットだけでなく健康全般に効果がある黒バナナはすごく魅力的です。
意識的に食べると悩みのタネも改善してくるのではないでしょうか?
今回は以上になります。 別の記事も読んで頂けたら嬉しいです。ありがとう御座いました。
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