巷には「OOダイエット」など多くのダイエット法が溢れていますよね。
こんにちは。食品開発者のYotaです。
そんな中でも話題になった「豆乳+アボカドの種のダイエット」ですが効果や安全面で疑問があります。
今回は「話題の豆乳+アボカドの種のダイエットは効果があるのか?安全なのか?」をテーマに深掘りしていきます。
- 話題の豆乳+アボカドの種ダイエットの真相が気になる人
- 色々なダイエットを試して見たい人
豆乳+アボカドの種ダイエットは効果なし?安全なの?
結論を言いますとかなり危険です。
興味がある方はすぐにやめた方がいいです。
「きれいな容器にアボカドの種と無調整豆乳およそ300ccを入れ、かき混ぜて常温で1日にくらいおくことで出来る豆乳ヨーグルト」がダイエットに効果的といった内容ですが、実は豆乳がヨーグルトようになるということは菌が作用していることを表しているのです。
キッコーマン豆乳 よくあるご質問より引用
つまりその状態の豆乳ヨーグルトを食べると食中毒を起こす可能性が高いということです。
絶対に食べてはダメです!
常温放置は特に37℃前後の環境は菌の増殖に適しています。
どんなものでもですが常温放置は食中毒に繋がりやすいことを覚えて欲しいです。
一般的に1g当たり1000万個以上(10の7乗)で食中毒を起こす可能性が高いと言われています。
豆乳など菌にとって十分な栄養素があり、なおかつ活動しやすい常温環境ですと菌はおよそ20分ごとに2倍に増えていきます。
つまり最初の菌数を1としても1日置くとおよそ10の22乗ほどの菌数になっているのです。
食中毒を起こすラインは10の7乗付近ですがそれを遥かに超えています。
考えれば考えるほどこのダイエットは怖いことがわかると思います。
効果があったと言っている人は体調を崩し、下痢することで水分が減って一時的に痩せたように感じている可能性が高いですし、続けられている人はほどんどいないはずです。
アボカドの種で豆乳ヨーグルト……
発酵と腐敗を違いを理解してないだけだろこれ
作り方真に受けている人が一部である事を祈る
食中毒→嘔吐・下痢→脱水が怖い— 善哉 (@Zennzai_) August 6, 2019
RTはしませんが、「アボカドの種と豆乳で“ヨーグルト”ができる」というツイートを見かけました。しかし豆乳は腐敗しやすい上、「管理された種菌」を使っているわけではないので非常に危険です。
— アロイジア (@aloisia530) August 5, 2019
「豆乳+アボカドの種ダイエット」を始めた結果、食中毒や体調を崩すと代謝が落ちてしまうのでで結果として太りやすい、痩せにくい体質になってしまいます。
せっかくダイエットするために努力して、逆の方向に向かってしまうのは悲しいです。
ダイエットをする前に安全かどうか口コミを調べることは大切なことです。
今回の話に限らず極端な食事制限や偏ったダイエット食などは痩せるよりも前に体調を崩してしまう可能性が高いです。
ダイエットをする前に太る原因である生活習慣を見直す方が効果を高めることができます。
アボカドの種を使った違ったダイエット法がオススメ!
ズバリ「アボカドの種茶」ダイエットです!
聞いたことある人も多いかもしれないですがかなり簡単に作ることができ、効果を感じる人が意外と多いです。
効果としてはアボカドの種に多く含まれる水溶性の食物繊維が腸内環境の改善することで痩せやすい体質になっていきます。
代謝を上げてくれたり美肌効果もあるので特に女性にオススメです。
作り方はかなり簡単なのでアボカドを食べた際にやってみるといいでしょう。
- 鍋にアボカドの種1つと水1リットルを入れ弱火で煮出す。
- 完成。
※なるべく当日飲みきって下さい。
飲みきれない場合は必ず冷蔵保管して下さい。
デメリットとしては味のなんとも言えない不味さだと思います。
土っぽさのように感じて不快に思う人もいると思います。
そんな方はレモン汁やりんごジュースなど果物系のジュースを合わせることで飲みやすくなります。
本当は効果を高めるためにアボカドの種を薄くスライスして煮出した方がいいのですが、より土のような風味が強くなりますし、スライスするのが大変なのでオススメはしません。
あくまでもアボカドの種を捨てないでダイエットに活かそうと思って軽く取り組むくらいの気持ちからやってみてください。
それで相性が良いようならば繰り返すと良いと思います。
まとめ
「豆乳+アボカドの種のダイエット」は話題になりましたがかなり危険なダイエット法です。
食中毒になる可能性が高く、安全性はかなり低いです。
話題性も重要ですが健康に安全にダイエットすることが何よりも大切です。
ダイエット法はたくさんありますが自分と相性のよい無理しないものから取り組んでみて下さい。
今回は以上になります。 最後まで読んで頂きありがとう御座います。
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