こんにちは。
食品開発者のYotaです。
私はコンビニ食品の開発を担当しているのですが便利な「コンビニ食品」を利用してダイエットに活かすことができます。
ダイエットをしている方、検討している方に参考にして頂けたらと思います。
普段ついつい食べ過ぎたり今日はいいかと思うままに食べてしまって体重計を見て後悔する方、意外と多いのではないでしょうか。
ダイエットを始める方はいろんな目的があるとは思いますが、見た目を気にして始めるケースが多いと思います。
健康的な適正体重に近づけることは見た目以外にも体にとってとても良い状態で疲れにくく風邪を引きにくい状態です。
ただ現代は仕事などでとても忙しく、痩せるための食事を考えたり調理をすることが面倒だと感じることも少なくないと思います。
そんな方でも利用しやすい「コンビニ食品」で「ダイエット」をするための食品を紹介していきます。
偏った食事はダイエットに悪影響を及ぼす「代謝」を下げる原因になるので野菜7割、魚2割、肉1割くらいのバランスを心がけてみて下さい。
コンビニ食品でダイエットできるの?コンビニ食品の開発者が解説!!
結論から言いますと「可能」です。
ただコンビニで闇雲に健康そうなもの(サラダやスープなど)を選べばいいとは限りません。
きっとこれを見ている方は何かしらのダイエット、○○ダイエットなどした経験あるのではないでしょうか。
失敗する原因は続けれれないからですよね。
ダイエット食品って美味しくないものが多かったり味気なかったり、習慣にすることが難しいと思います。
今回紹介する食品は「美味しく、手軽に」をモットーに考えてみました。
初めにですがダイエットをする時、カロリーや糖質の低いものを選ぶことに目を向けることが多いと思いますがそれと同時に代謝を整えて痩せやすい状態にしてあげることも重要なのです。
食生活が整い代謝が上がればリバウンドもしにくくなるでしょう。
まずはあなたの適正体重を知ることも大切です。
太っていると思っていても実は適正の範囲内である可能性もあるんです。
こちらのサイトで確認することが出来ますので不安な方は是非見て下さい。
ちなみに簡単に「食事+α」で効果を高めたい方は「歩くこと」を心がけたり、姿勢を正すことを常に意識してください。
血流が良くなり代謝が上がります。
「ダイエット」する為にコンビニで何を選べばいいの?
ここからは具体的に食品を挙げていきます。
申し訳ないですがどのコンビニでも確実に置いてあるとは言えないのでそこだけはご了承ください。
「豚汁」又は「モツ煮」
豚肉自体はカロリーは低くないですが「豚汁」の豚ばら肉に豊富に含まれる「ビタミンB1」は糖質をエネルギーに変え、体に蓄積されるのを防ぐ働き、「豚モツ」は豚肉よりもカロリーが半分くらいと低く、多く含まれる「ビタミンB12」は代謝を整え体内でカロリーが消費されやすくする効果があります。
「ビタミンB1、B12」は水に溶けやすい性質があるので吸収する為に汁を全部飲んで下さい。
またこの2品には低カロリーであり体を温める効果や食物繊維が豊富な「根菜類」も多く入っていますよね。
腸内環境を整えてくれるのでダイエットには効果的です。
ちなみに「豚モツ」は栄養豊富でカロリーもそれほど高くなくタンパク質が豊富なので美容特に肌や髪に良いと言われます。
ダイエットしながら美容にも良いのでかなり嬉しい食品ではないでしょうか。
美容を気にされる方はこちらもぜひ読んで見てください。
「おでんのこんにゃく(しらたき)」+「おでんの大根」
どのコンビニでも時期にもよりますがレジ前に「おでん」ありますよね。
そのなかの具である「こんにゃく」をまずおすすめします。
カロリーがかなり低く、また味が染みていて美味しいですよね。
「こんにゃくゼリー」などでもいいのですが、糖分が含まれますしその分カロリーが高いです。
その点「おでんのこんにゃく」の方が相性がいいです。しらたきでもOKです。
また他の具としては「大根」もおすすめです。
水溶性食物繊維が含まれているので便秘を改善してくれますし、体内の不要なものを排出してくれます。
この2つだと寂しい方は「タマゴ」もプラスするとバランスが整いますよ。
卵にはとても栄養バランスが整っているのですがビタミンCや食物繊維が足りないので夕飯ですとこんにゃくと大根を2つずつとタマゴ1つ、軽めのご飯、味噌汁、サラダ(又は温野菜)などですが理想的です。
「おつまみチーズ」+「ホットココア」
この組み合わせは心を落ち着かせ「ダイエット」の敵である「過食」を抑えるために効果があります。
小腹が空いた時にもいいです。
チーズにには「カルシウム」が豊富で骨を作る以外にも神経情報の伝達を助ける働きもあります。
不足すると落ち着きがなくなり脳が興奮しやすくなってしまいます。
仕事でストレスを感じて落ち着かない時など取り入れてみてください。
因みに牛乳よりも「チーズ」の方が熟成や乳酸菌の働きで体内で吸収しやすいと言われております。
なので手軽に食べれる一口サイズの「おつまみチーズ」をおすすめします。
また「ココア」に含まれる「カカオ」の苦味成分「テオブロミン」は自律神経を整える効果があり抗酸化作用の強い「カカオマスポリフェール」も多く含まれております。
気持ちを落ち着かせてくれるだけでなく生活習慣の改善にも役に立ちます。
最低でもココアに牛乳や生クリームを少し入れるなどして
「カルシウム」と一緒に取るようにしてください。
気持ちが落ち着くと思います。
やけ食いしたい衝動を抑える為に効果がありますのでぜひ取り入れてみてください。
「豆乳」+「キムチ」
キムチには腸内環境を整えてくれる「乳酸菌」や血流を整えて代謝を上げる「カプサイシン」が含まれています。
価格も高くなく、一人前食べきりサイズの小パックも置いてあるので手軽にコンビニで購入できます。
「豆乳」に含まれるポリュフェノールの一種である「大豆サポニン」は脂質の排出を促す効果もあり、また膵臓から分泌される消化酵素「リパーゼ」に働きかけ腸内での脂質の吸収を抑える効果もあります。
また、それだけでなくタンパク質やビタミンB、Eなど栄養豊富で抗酸化作用も強いので生活習慣病や美容にも効果的です。
「納豆巻き」+「鶏軟骨焼き」
発酵食品である「納豆」は栄養価が高く、また食物繊維や納豆菌が含まれています。腸内環境を整えるのでダイエットの敵である便秘に効果があります。
ダイエット時に肉は避けられがちですが軟骨は100g54kcalとかなり低く、タンパク質やビタミンB群の「ナイアシン」が豊富に含まれています。
タンパク質は代謝を上げ、カロリーを消費しやすくしますし、ナイアシンは精神を安定させる働きもあります。
軟骨のコリコリした食感によって満腹中枢が刺激されるので普段よりも早くお腹いっぱいに感じるので食べ過ぎの防止にも繋がります。
似た商品で「鶏軟骨唐揚げ」もよく見かけますが油をたくさん含んでおりカロリーも高いのでこちらは控えて下さい。
主食はどうしたらいいの?
ご飯派とパン派の二極に別れると思うのですが正直どちらでもいいと思います。
ただダイエットをより意識するとご飯の方がカロリーはパンよりも高いのですが消化スピードがパンの方が早いのでお腹が減りやすい点やダイエットを意識したおかずとの相性を考えると「ご飯」の方がいいです。
パンに合うジャムやバター、ハムなどはどうしても栄養分の割にカロリーが高い傾向があります。
ご飯やパンをはじめとする炭水化物はどうしてもカロリーが高いのですが炭水化物(ブドウ糖)は私たちが生活する上で必要なものなので必ず摂取してください。
不足すると脳の働きが悪くなり、疲れやすくなったり、貧血やうつ病などを引き起こします可能性がありますし、最悪の場合、命に関わることもあります。
なので炭水化物をゼロにしたり、かなり減らすことはおすすめできません。
最低でもご飯なら軽く二杯を目安に1日に取るようにしてみてください。
それでも頭がぼーとしたり、脳疲労が強い場合はブドウ糖が不足している状態なので炭水化物の量を増やして他の食材、特に脂質の量を減らしカロリーを減らすこと心がけてみてください。
また、ご飯のカロリーが気になる方は米粒こんにゃくを混ぜて作ったご飯もあるのでいるので一度利用してみるといいですよ。
白米の2/3程度のカロリーなので普段のご飯の量食べてもカロリーは2/3程度に抑えることができます。
まとめ
コンビニ食でダイエットをすることは可能です。
ですが栄養バランスも一緒に考えなければいけないです。
炭水化物を抜いたり、1つのものに偏り過ぎるのは良くないですし、体を崩すことになります。
太っている方はカロリーを減らすよりも痩せやすい状態、適正体重に近づける為に代謝を整える必要があります。
つまりカロリーを燃えやすい状態にすることです。
今回紹介したものはカロリーを抑えたものだけでなく代謝を整えることも考えながら選びました。
あなたのダイエットに役立てば嬉しいです。
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