昆布巻きは太る?痩せる?美肌効果と食べる量を紹介!

昆布巻きって毎年食べるけど太るのかな?昆布って体に良いから痩せそうだけど。。

こういった疑問に答えます。

こんにちは。食品開発者のYotaです。
コンビニ食品やダイエット食品(低糖質食品)を開発した経験があります。
元調理師の経験を活かしつつ、「美味しく痩せる」をモットーに研究中です。

正月のおせち料理に入っている「昆布巻き」、普段はあまり食べない料理ではありますが、家族の健康を願い「よろこぶ」との語呂合わせから縁起物として正月に食べられるようになりました。
一般的なのは「ニシン」を巻いたものですが、代わりに「鮭」を巻いたもの、何も入っていないタイプもありますね。
実際におせち料理の中で「昆布巻き」太りやすい料理になるのか調べてみました。

この記事の要点
  • 昆布巻きはおせち料理の中でも太りにくい!
  • 昆布に含まれる豊富な食物繊維が「痩せる」を助ける!
  • 昆布には美肌効果があった!
目次

昆布巻きのカロリーは?太るの?

昆布巻きのカロリー
  • 昆布巻き(ニシン入り) 110kcal
  • 昆布巻き(中身無し)       94kcal
    ※100gあたりの値です。

100gってニシンが入っているタイプで約3ケ分、中身がないタイプで7ケくらいだと思います。
100kcal前後ですのでそこまでカロリーが高くない料理のように感じます。

他のおせち料理のカロリーは?

昆布巻きのカロリーは他のおせち、正月料理と比べて高いのでしょうか?
チェックしてみましょう!

おせち、正月料理のカロリー
  • 伊達巻き                     200kcal
  • 黒豆          235kcal        
  • かまぼこ                     95kcal
  • 数の子         162kcal
  • 栗きんとん               230kcal 
  • なます          40kcal
  • えび                82kcal
  • 小魚の佃煮                     317kcal
  • チキンロール                 200kcal
  • お雑煮                  235kcal
  • うどん               270kcal
    ※100gあたりのおおよそのカロリーです。

おせち料理って200kcal以上のものが多くて、注意が必要なものが多いですね。
「昆布巻き」は比較的カロリーが低めのおせち料理になりそうです。

昆布には食物繊維が豊富に含まれており、痩せ体質を作る効果も!

昆布には栄養素はたくさん含まれているのですが、特にダイエットの後押しをしてくれるのが「食物繊維」です。
なんとその食物繊維が100g中、31gも含まれているのです。
食物繊維が多い「ごぼう」や「さつまいも」と比べても5倍以上の食物繊維を含んでいます。

こんぶのくらこんより引用

食物繊維に腸内環境を整える効果があることは知られていますが、食事のはじめに昆布を食べることで胃の中で糖を包み込み、血糖値の上昇を抑え脂肪が増えるのを防ぐ効果があります。

血糖値の上昇が「太る」につながる理由

糖質の多い食材(炭水化物系)を取ると「糖」が分解されてできた「ブドウ糖」が体内で勢い良く吸収されるため、血液中のブドウ糖の濃度は上昇します。
ブドウ糖が血中に増えると、濃度の濃い砂糖水のようにドロドロした血液になっていき、血流の流れを悪くするだけでなく、血管や毛細血管にもダメージを与えます。
それを防ぐ目的で膵臓からインスリンが分泌され、血中で上昇した「ブドウ糖」を押さえ込もうと「脂肪」として体に吸収します。
つまり、糖質が多い食べ物を食べてしまうと、太りやすくなるのです。

「カロリーダイエットと糖質制限ダイエットの仕組み」はこちら記事で深くまとめたのでご覧ください。

日本人は食物繊維が慢性的に不足していて、実は太りやすい食事を取っているのも事実です。

日本人の食事摂取基準(2015年版)では、食物繊維の目標量は、18~69歳では1日あたり男性20g以上、女性18g以上とされています。

調査結果から見てみると、食物繊維の摂取量は10~40代でかなり少ないことが分かります。また最も摂取量が多い60代でも目標量にわずかに達していませんでした。

大塚製薬より引用

男女含めどの年代も不足しており、20〜50歳では特に不足しています。
1日6〜7g程度で不足分は補えることを考えると、食物繊維が豊富な昆布ですとたった20g程度でOKです。

昆布に豊富に含まれる「カルシウム」には美肌効果がある!

昆布に豊富に含まれているのは「食物繊維」だけではなく、「カルシウム」もかなり含まれています。
実は牛乳などの乳製品と比べ物にならないくらい含まれているのです。

こんぶのくらこんより引用

カルシウムというと骨や歯を丈夫にしたり、骨粗鬆症を予防したり、体の機能を調整するミネラルですが、実は美肌効果もあるのです。
食物繊維と同じくカルシウムも日本人にとって不足している栄養素なので、昆布を食べてキレイを作りましょう!

カルシウムと肌の関係
  • 肌の厚み、弾力を作り、キメの細かな肌を作る
  • 乾燥した風や紫外線など外部からのダメージを防ぐ
  • 肌の水分を保ち、潤った若々しい肌を作る
  • 肌の乱れた新陳代謝を整える(ターンオーバー)

美肌になりたい、維持したい人にとって「カルシウム」は欠かせないことがわかったのではないでしょうか。
化粧水でも「カルシウム」入りのものもあって、効果が高いと噂になっています。

amazonより引用

昆布巻きはどのくらい食べるのがオススメ?

昆布巻きの食べ過ぎで太ることは少なそうです。
昆布には糖質が含まれているのですが、豊富な食物繊維が血糖値の上昇を穏やかにするため太りにくいと言えます。

目安としては昆布巻きを3,4ケ食べてみることをオススメします。
また、食事のはじめ、特にごはんやうどんなどの炭水化物を食べる前に摂取することで太る原因になる血糖値の上昇を穏やかにすることができます。
正月は太りやすい時期で3kg程度も体重が増えてしまうひとが多いと聞きますが、太らないよう賢く食べていきましょう!
普段から少しずつ昆布を食べる生活を続けることでダイエット効果と美肌効果の両方が期待できるのでオススメの食材です。
有名な昆布のおつまみ「おしゃぶり昆布 15g/pc」だったら手軽ですし、1日1~2pcを目安に食べてみるといいですね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ダイエット食品やレトルト食品などの開発経験、調理師としてレストランやホテルで働いた経験などをもとに独自目線で世の中の気になる情報を調査しています。

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次