新潟市西区小針にある新潟小針店は、2002年11月にオープンし、新潟県内で唯一の天下一品の店舗として多くのファンから愛されていましたが2017年8月6日に閉店しています。
開業当初から人気店で、店内はカウンター席とテーブル席があり、広々としており、リピーターの多い店舗であったため、閉店を悲しむファンも少なくありませんでした。
2023年現在、新潟小針店の閉店により新潟県に天下一品はありませんが近隣の富山県と群馬県や栃木県にあります。
今回は閉店に至った理由や跡地がどうなったかなど調査し、ご紹介します。
天下一品 新潟小針店の閉店理由とは
新潟小針店は約15年の営業を行った後に幕を閉じていますが、閉店した理由については、正式に発表されていません。
閉店した理由について憶測にはなりますがご紹介します。
アクセスが悪かった?
まず、立地の問題が大きな要因として考えられます。
店舗が駅から遠く、アクセスに不便であった可能性があります。
また、正面に「麺や我駆」、近くに後楽園があるなど他のラーメン店が付近に存在していたことも、競争上の困難を生じさせたかもしれません。
特に、ラーメン業界では立地が顧客流入に直接影響するため、良好な立地は成功の鍵となります。
以前お店があった住所は「新潟県新潟市西区小針8丁目11−14 」になるのですが、小針駅から約1.2kmの距離があり、駅から徒歩では行きにくい場所ではあります。
地域の好みとの不一致?
次に、地域の好みとの不一致も考えられます。新潟県民の味の好みと「天下一品」のラーメンが合わなかった可能性があります。
地域ごとに食文化や好みが異なるため、全国チェーンであっても地域によって受け入れられるかどうかは異なりますよね。
新潟のラーメンといえば長岡生姜醤油ラーメンを思い浮かべる方も多いと思いますが、「新潟5大ラーメン」とのワードがあるくらいラーメンは地域に根付いています。
ちなみに他4大ラーメンは燕背脂ラーメン、新潟濃厚味噌ラーメン、新潟あっさり醤油ラーメン、三条カレーラーメンっです。
地域的にも色んなラーメンが受け入れられているので、天下一品が美味しいと感じ、リピートする方も多いように感じますがどうなのでしょうか。
経営不振?
さらに、経済的な側面も無視できません。
人件費や運営コストの上昇は、特に飲食業界において利益を圧迫する大きな要因です。物価の高騰や経済状況の変化により、店舗の維持が難しくなるケースは少なくありません。
これらの要因を総合すると、不便な立地、地域の好みとの不一致、経済的な困難が複合的に作用して、「天下一品 新潟小針店」の閉店に至ったと推測できます。飲食業界は多くの要素に左右されるため、特定の理由だけでなく、これら複数の要因が重なって閉店につながることが一般的です。
天下一品 新潟小針店の跡地に何ができる?
2023年11月現在、天下一品新潟小針店の跡地は、「io Stile【イオスティーレ】」という美容院に生まれ変わっています。
こちらのお店は老若男女問わず、長く通えるサロンを目指し、上質な空間と高い技術を持ったスタイリストによるサービスを売りにしています。
カットは行っておらず、カラーを専門にしたお店になるのですが、比較的に安価で利用できることからリピーターも多いようです。
また、当時の店舗をリニューアルしているようなので、お店の前を通るたびに、天下一品があったことを思い出す方も多いのではないでしょうか。
天下一品新潟小針店の近くの店舗は?
天下一品新潟小針店が閉店し、新潟県では天下一品の店舗がなくなってしまいました。
富山掛尾店
新潟県から一番近い店舗を探していくと、富山県富山市の富山掛尾店になります。
新潟小針から北陸自動車道を経由して、約3時間かからないほどで到着します。
駐車場は30台置けるので、富山にお出かけの際に、複数台で行かれても安心して止めることができます。
太田店と前橋大友店
次に近い店舗が群馬県の太田店と前橋大友店です。
こちらも駐車場が広く太田店25台、前橋大友店は30台と大きい駐車場です。
両店舗ともお互いに近い店舗ということもあり、関越自動車経由で約3時間でお店に行くことができます。
富山県も群馬県も、新潟からとても時間がかかるので、両県へご旅行の際に、立ち寄りたいですね。