添加物は悪者?悪くない?その答えと解決法

こんにちは。 食品開発者のYotaです。

私は普段から添加物を使用しているのですが、「よく添加物は体に良くないですか?」と聞かれます。

結論から言うと「体に良くない」が答えになるのですが、私たちが美味しい食品を食べられるように陰ながら支えているのもが「添加物」になります。

現代人はたくさんの添加物を摂取しているので気にされる方も多いと思いますが「添加物はそこまで気にするものなのか?」、「悪者?」、「悪くない?」そんな疑問に答えていきたいと思います。

目次

添加物は悪者?悪くない?その答えと解決法

結論から言いますと先ほどの通り、体には良いものではないですが悪者扱いするほどのものではないです。

最近の流れとして「添加物」を悪者に仕立てあげる風潮がありますが、私たちが普段摂取している量は極少量で安全が保証されている量です。

添加物よりも見直した方が良いのは食事の栄養バランスや生活習慣です。

ですが「添加物」と聞くと”悪いもの”とイメージをもたれる方多く、社会的にも脱添加物の流れは出てきていますよね。

業界でも保存料の「ソルビン酸」、ハムやソーセージに含まれるガンの原因にもなる「亜硝酸ナトリウム」、様々な用途で使われる「リン酸塩」などは特に嫌われています。

社会での認知度が上がってきているため製造側、販売側も売れない商品を作りたくない状況になってきています。

景気がグッと良くならないので国民の給料も上がらず、節約する時にまず対象となる「食費」、食品メーカーは低価格で良い食品を作るような流れになっています。

消費者にとっては良い流れだと思います。

某コンビニの仕事もしていますが添加物使用禁止リストがあり、何十種類もの添加物の使用が禁止されています。

コンビニの食品は添加物をたくさん使っていて良くないイメージですがだんだんと良くなってきています。

添加物の摂取量は微量であれば問題ないのか?

その添加物が安全かどうか判断する際にネズミや犬、猿などの動物で十分テストして添加量を決めていてネズミなどが一生食べて問題ない量の1/100以下の量が添加許可量として定められています。

テストの対象は人間よりも感受性の高い動物たち限定で行なっています。

添加物は無害とは言えませんが安全基準の中で使用されています。

もしよかったらこちらもご覧ください。

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添加物を使用するメリット

添加物を使用するメリットとは何でしょうか?

実際に私が食品の開発者として働いてみて感じたことを話します。

添加物使用のメリット

  1. 菌の増殖を防ぎ、保存性を高めることができる。(食中毒を防ぐ)
  2. 食材の美味しさを保つことができる(味、色、匂い)
  3. 安価に本格的な味を出すことができる

いろんな食品に含まれる「添加物」

ここまでは添加物はそこまで悪者ではないと言いましたが実際私たちはどれくらいの量の添加物を摂取しているのでしょうか。

実は私たちは年間に約4.5kgもの添加物を摂取しています。

5kgの米袋約1袋、1kgの砂糖パックだったら4.5パックも取っています。

年々、日本で許可されている添加物の数も増えており現在1000種類以上、今後もTPPなどを通じて新たな添加物が入ってくる可能性も十分高いです。

先進国の中でも日本の使用許可数がずば抜けて多いです。

他国の添加物使用許可品目

アメリカ・・・133品目 

ドイツ・・・・・64品目 

フランス・・・・32品目 

イギリス・・・・21品目 

安全な使用量の元、使用されていますが摂取量を見ると少し不安になります。

無料で出来る「添加物」の排出の仕方

添加物を必要以上にたくさん摂取すると疲れやすくなったり病気にかかりやすくなると言われております。

改善策として普段から加工食品を取りがちが方はこのような事を心がけて下さい。

・水分をよく取る。

 →血流が良くなること、利尿作用を高めて添加物を体から出します。

・よく噛んで食べる。

 →唾液に含まれる酵素が添加物を分解し無毒化します。

・栄養豊富な食事に気をつける.。

  →食事だと特にミネラルがいいです。毒素を抑えてくれます。

どれもすごく簡単な事ですぐ行動できる事です。

ちなみに水は水道水ではなくミネラルが豊富なミネラルウォーターを取り入れていく事が好ましいです。

もちろん「デトックス効果」を高める有酸素運動やヨガ、入浴なども良いです。

今回は以上になります。 最後まで読んで頂きありがとう御座います。

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この記事を書いた人

ダイエット食品やレトルト食品などの開発経験、調理師としてレストランやホテルで働いた経験などをもとに独自目線で世の中の気になる情報を調査しています。

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