電子レンジって安全?危険?家族や子供への影響があるか不安な方へ

目次

電子レンジって本当に安全なの?危険じゃないの?

結論から言いますと危険である可能性は限りなく低いです。
当たり前といえば当たり前になってしまいますが、、

電子レンジはマイクロ波を発し、物を温めています。

古い型で扉が歪んでそこからマイクロ波が漏れている可能性がある場合などは除きますが基本的に普通に使っている限りは電磁波は漏れませんし安全です。

使用中は30cm程度離した方がより安全だと言われますが基本的に使用中に近くにいたとしても問題ないです。

電磁波の波長は約10cmもあるため内側の穴あき金属板を電磁波は通ることができない設計になっているので外に電磁波が出ていくことはないのです。

電子レンジが物を温める仕組みは?

先ほど伝えた通り、電子レンジはマイクロ波を発することで物を温めます。
マイクロ波は大まかに言うとさまざまな電磁波や粒子線の総称とされる「放射線」の1つになります。

電磁波の1つである電波で短い波長と大きなエネルギーを持っているのが特徴になります。
波長が短くなるほどエネルギーは強くなり、電子レンジ内で跳ね回ることで食材を温めています。

この「マイクロ波」はマグネトロンという真空管から発生しており電子レンジの加熱パワー、どれだけ早く温まるかは庫内スペースに対して何ワットのマイクロ波が存在しているかで決まります。

電子レンジの購入を考えている場合、ワット(W)数➗スペースの大きさ(㎥)によってその電子レンジのパワーを比較することができます。
大きいほど力が強いことになります。
電子レンジによって大きく変わることはないのですが同じ500Wでも微妙にパワーは異なるのです。

私はずっと「食品内の水分がマイクロ波によって動き、その摩擦で熱が生じている」とテレビで見て信じていたのですが色々と調べてみると実はガセネタでした。

食品中に含まれる水分子には電磁石のような性質を持つものが含まれていて、電子レンジのマイクロ波が出す磁場の方向に合わせて向きを変えます。

そのマイクロ波が前後左右に動き回り食品に含まれる水分子が磁場に反発して動き、食品の分子と摩擦を起こし熱が生まれます。
その反発が高速で行われることで熱がたくさん生まれます。

まとめるとマイクロ波が食品中の水分子を反発させ、高速で摩擦を起こすことで熱が発生し食品が温まるのです。

電子レンジと温める素材との相性は?

スーパーで弁当や惣菜を買ってきて家で温め直す時、「プラスチックの蓋をとって加熱してください。」って表示見たことある方、多いと思います。

かなり疑問に思ったので電子レンジとの素材の相性を調べてみました。

金属 ❌


基本的に入れてはダメです。

マイクロ波が金属内に電流を生じさせ最悪の場合、真っ赤に熱して溶かしてしまいます。

アルミを入れて火花が出たって経験ないですか?

それは尖ったアルミの部分にマイクロ波が集中して火花が出るのです。

弁当などの温めたくないものの上にアルミを被せる人いますがオススメできません。

ガラス、紙 ⭕️

マイクロ波を吸収しないため問題ないです。

ただ、クリスタルガラスのような高価なガラスは鉛が多く配合されているため熱くなる可能性があります。

プラスチック ⭕️

同じくマイクロ波を通しませんので使用して問題なしです。

ただ弁当容器などの場合、中の食材が温まり容器に熱が伝わるため溶けたり、変形するので温め過ぎは危ない為「蓋を外して温めて下さい。」の表記があるのです。

セラミック(陶磁器)🔺

基本的に大丈夫でです。

セラミックによっては稀にマイクロ波を吸収するミネラルを配合している場合があるので熱くなることがあります。

電子レンジを使うことでの栄養素への影響は?

基本的に加熱工程で水溶性ビタミンは流出、破壊されてしまいますが電子レンジではどうなのでしょうか。

答えは同じように減るです。

電子レンジの加熱は均一ではないため部分によって差があると思いますが 他の加熱と同じく熱を加えることは同じため栄養素の流出は防げないです。

ただボイルするよりも短時間で火を通すことが可能な為、栄養素を残しつつ加熱することが可能です。

ボイルする手間も省けるのでオススメです。

まとめ

色々と電子レンジについて調べてみましたが思ったほど危険性は低くイメージより安全性は高い事がわかりました。

お子さんが近くにいたとしても基本的には問題ないですが気になる方は使用中は30cm以上離すことを心がけて下さい。

また何年も使っていて調子が悪い、変な音がするなど不具合がある場合は悪影響を及ぼす可能性があるので使用を控え、買い換えて下さい。

「電子レンジ」に関して調べてみて「仕組みがわからないもの=怖い」と私自身感じていましたが調べてみると安全性は高いことがわかりました。

今回は以上になります。 最後まで読んで頂きありがとう御座います。

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この記事を書いた人

ダイエット食品やレトルト食品などの開発経験、調理師としてレストランやホテルで働いた経験などをもとに独自目線で世の中の気になる情報を調査しています。

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