こんにちは。
今回は現代社会で見直されつつある「働き方」について話していきたいと思います。
調理師方で新しい業界にチャレンジしたい方、今の業界から転職したい方、案外多いと思いのではないでしょうか。
しかしながら経験が無かったり、不安に感じて足を止めてしまう方、意外と多いと思います。
そういった方は自分のスキルや経験を他の企業や業界で活かせないか考えることから初めてみると良いです。
まずはこちらのグラフをご覧ください。
現在はこちらのように「売り手市場」と呼ばれ有効求人数が伸びている状態です。
独立行政法人 労働政策研究・研究機構
これだけみると未来は明るいように感じますよね。
一方的に求人数は増えているのが現実なのです。
人口減少、より高齢化社会になっていく日本ではどの業界も人手不足におちいっています。
しかしながら有効求人数が多いから内定が取りやすいわけではなく、「企業側も社風にあった人材」を求めていることには変わりありません。
ですが企業側も学歴にとらわれず実績やスキルで人材を獲得しよういった流れが強くなっており学歴フィルターのようなものは撤廃されつつあります。
つまりあなたの頑張り次第でスキルや経験があれば、色々なことに挑戦しやすい環境になってきているのです。
まずは私の調理師から食品の商品開発者に転職した実体験から話していこうと思います。
調理師→食品メーカーの商品開発に転職した実体験
ここからは個人的な意見になりますのでご了承ください。
私はこれまで調理業界で7年ほど働いていましたがそれ以外の知識は全くなく、転職時に自分のスキルを活かせる環境に移ろうと考えました。
転職活動を開始した頃、かなり不安でしたが面接を受ける中で自分のスキルが他の業界でも活かせることに気がつきました。
びっくりするほど他の業界に関しての知識は全くなく、転職活動をしながら情報を集め、面接練習も含めいろんな企業に応募し面接しました。
しかしながら意外と調理師業界以外の業界の内定をたくさんもらうことが出来たのです。
具体的な数字をあげるとおよそ10社受けて7社の内定をもらうことが出来ました。
大手企業からも少ないですが2社ほど内定をもらうことが出来ました。
転職活動をしていた24歳と若かったこともありますが私のスキルや経験に関心を持ってくれる企業も多かったです。
この経験から自分が思っている以上に自分のスキルや経験を認めてくれる企業があることを知りました。
転職して良かったのか?
私の場合、転職して良かったと確実に言えます。
転職してでも叶えたい事がかなったからです。
・休みを増やしたい
・体ではなく頭を使う仕事がしたい
・給料を上げたい。
・社会人としてマナーを学びたい
・自分の商品を作りたい
こちら全てを大なり小なりありますが全部叶えることができました。
転職後は問題なく働けたか?
もちろん覚えることは多いですが、自分のスキルを活かし問題なく働けています。
初めはどうしても勉強することは沢山あるわけで社会人マナー(調理師は雑だった。笑)、パソコンの使い方から始まり、商品の組み立て方、添加物の使い方など今も覚えている最中です。
しかしながら入社して1年ちょっとですが大きな仕事を何本か決めることもでき自分の商品を全国に販売することができました。
自分の経験やスキルを活かせる環境に移ったからだと感じています。
特に「レシピを組み立てること」は好きで自信があった部分だったのでそういったことからも転職して良かったと思います。
調理師から転職するにあたって第一に考えること
転職で心から成功、良かったと思える人って全体の3割前後と聞いたことあるのですが転職で失敗する方は自分の希望が叶えられるかばかり考えているのではないでしょうか。
例えば給料を上げたいと強く考えている人の場合、転職後の働き方や業務内容を軽視しがちで給料は良くなったが心が満たされない状態になる方が意外と多いです。
つまりトータル的に考えて自分が良いと思う企業に転職することが大切です。
私は実体験から転職で成功するにはこちらの項目を考えるべきだと感じました。
良かったらこちらの項目を自問自答してみて下さい。
・その企業で必要とされるスキルを持っているか?
・自分の好きな仕事であるか?
・現状の生活環境を大きく変えることはないか?
・自分にとっての最大の希望(給料、休みなど)を叶えてくれるか?
ここからはそれぞれ解説していきます。
その企業で必要とされているスキルを持っているか?
まずは転職活動時に気になった企業の理念や事業内容をしっかり確認すると良いです。
そこを確認した上で求人内容を再度確認して自分のスキル、経験がどういったところで活かせそうか考えます。
その会社で仕事をしている自分がすぐにイメージできるようであればすぐ応募した方が良いです。
志願理由や面接時の受け答えはそこをベースに組み立てていき、実際に自分のスキルや経験に対して関心を持ってもらえるかを確かめます。
20代で未経験のOKの会社だとしても入社する場合は社会人としてのマナーであったり社員と仲良く、仕事に取り組む姿勢だったりスキルアップの向上心が求められる傾向にあります。
自分の好きな仕事であるか?
正直なところ好きな仕事(働き方)でないとだんだんと苦しくなります。
「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあるようにどんな人でも好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早いので好きな仕事であるとメリットも多いですしメンタル的にも安定します。
自分のスキルが上がりやすいので給料アップに繋がりやすいですし次の転職時に強力な武器になります。
逆にあまり好きでない仕事、例えば給料などで選んだりなんとなく入ってしまった方は本気で好きになるってことは中々難しいのではないでしょうか。
好きでない仕事で昇進するとさらなる重りになり、より苦しくなります。
好きな仕事をすることは人生的に見ても豊かになる1つの要素ではないでしょうか。
好きなものが思い浮かばない方は過去の学生時代などの嬉しかった思い出や続けてきたことを考えてみるといいでしょう。
また、職種ではなく職種のワークスタイルが好きだからってのもありだと思います。
例えば極端ですが「夜型人間」の方は夜勤の多い仕事を選ぶとかです。
現状の生活環境を大きく変えることはないか?
意外と重要な要素の1つです。
慣れ親しんだ生活環境がガラッと変わるとかなりのストレスや疲れに繋がりますよね。
転職先で集中して新たな仕事に取り組むには自分のコンディションが整っていなければなりません。
なるべく、引越しや働く時間などを大きく変えないようにした方が良いです。
ただでさえ新しいことをするってことはストレスを感じるので。
自分にとっての最大の希望を叶えてくれるか?
とても重要な要素です。
仕事をする上でのモチベーションに繋がるのでここは譲れないって箇所は曲げない方が良いです。
そもそもここを妥協していまうと転職活動が曖昧なものに終わってしまいます。
しかし何個も自分の要望があると中々転職先が見つからないと思いますし苦労します。
ここだけは叶えたいって要望を1つか2つ決めてそれを優先的に考えてみるといいでしょう。
まとめ
個人的に「転職」は賛成ですがリスクも大きいです。
失敗しない為にも自分が何を求めているのか、自分のスキルや経験が実際に活かせるかを優先的に考えると満足した企業に転職できるのではないでしょうか。
今日の記事は勝手ながら自分の経験談を話してしまいましたが、転職活動を通じ自分らしさや満足いく生活を手に入れて下さい。
今回は以上になります。 最後まで読んで頂きありがとう御座います。
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